医療技術部|放射線技術科

診療科・部門

医療技術部|放射線技術科

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概要

放射線技術科は地域医療及び救急医療・高度医療を提供すべく、24時間体制で診療をサポートしています。また、放射線機器の性能を最大限に活かして患者さんに安心・安全かつ良質な検査を提供できるようスタッフ一丸となって撮像技術や知識の向上に努めています。

2020年9月からは放射線治療も開始し、専門的な知識を持ったスタッフにより治療を行っています。 私たちは常に質の高いチーム医療を目標に放射線技術科の基本理念を実践致します。

基本理念

  1. 医療人として倫理を尊重し、患者さんを第一に考え、患者さんの信頼に応える
  2. 病院医療安全管理,放射線安全管理の徹底
  3. 常に医療の質及び撮影技術の向上に努める
  4. チーム医療の実践
  5. 働きやすい職場環境の構築

職員数(2023年6月)

  • 医師:3名
  • 看護師:8名
  • 受付事務:4名
  • 医学物理士1名
  • 診療放射線技師:33名

認定資格

  • 検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師
  • 肺がんCT検診認定技師
  • X線CT認定技師
  • 第1種放射線取扱主任者
  • 第2種放射線取扱主任者
  • 医学物理士
  • 放射線治療品質管理士
  • 放射線治療専門放射線技師
  • 安全衛生管理者
  • 医療画像情報精度管理士
  • 災害支援認定診療放射線技師

一般撮影検査

一般撮影はX線を利用して胸部、腹部、全身の骨などを撮影します。

検査室は5室あり、撮影部位に応じて検査室の振り分けを行って待ち時間短縮にも配慮して対応しています。撮影装置はすべてデジタル装置を使用し検出器はフラットパネルデテクター(FPD)を使用した最小限の撮影条件により被ばく低減に努めています。

当院では整形外科による人工膝関節置換術や人工股関節置換術の検査も多く、介助の必要な患者さんに安心して検査が行えるように長尺撮影専用スタンドも完備し、安全に配慮した検査を行っています。

検査を受けられる患者さんへ

撮影の際は湿布やアクセサリーなどは外していただきますようお願いします。また、検査のために検査着へ着替えをお願いすることもありますのでご協力お願い致します。
※女性の方へ、妊娠またはその可能性のある場合はスタッフへご相談くださいますようお願い致します。

CT検査 (Computed Tomography)

友愛医療センターでは2台のX線CT装置が稼働しています。

Aquilion ONE PRISM Edition 320列CT(Canon)

320列(160mm)の面検出器を搭載し、心臓(冠動脈)CT検査においては、短時間で撮影できる特長を備えた装置です。
超解析画像再構成技術(PIQE)、AiCEによる低被ばく撮影
Spectral Imaging Systemによる各種解析ができるようになりました。

Aquilion Prime SP/I Edition 80列CT(Canon)

AI(人口知能)の元となるDeep learning(深層学習)
により設計された画像再構成技術を搭載し、かつ低線量で
撮影することができる装置です。
また救急室に隣接しており、緊急時に対応できます。

X線CT検査とは

CTとは、Computed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略です。

X線CT検査は、X線を装置内で回転させながら撮影することで、身体の輪切り画像をコンピューターによって再構成する装置です。

近年のX線CT検査は、検出器の多列化によって得られる薄いスライスデータを用いて輪切りの画像だけでなく、多方向の画像を作成することができます。

検査について

CT検査には、「単純CT検査」と「造影CT検査」があります。

「造影CT検査」とは

造影剤を使用した造影CT検査を行います。
この検査は、肘や腕の静脈より造影剤を注入し、CT撮影を行うことで病変の部位や炎症の広がり、病変付近の血管など詳細な画像情報を得ることができます。

造影剤使用の注意点

造影前

  1. 検査前4時間は食事を控えてください。食事を摂ってしまった場合、検査の変更・遅れが生じます。
    午前の検査  朝食 ×
    午後の検査  朝食 〇  昼食 × 
    (水・お茶は飲んでも構いません。それ以外の飲み物は不可。) 
  2. ビグアナイド系糖尿病薬を飲まれている方は造影検査の前後2日間の休薬(薬を飲まないこと)が必要になります。主治医の指示に従ってください。 
  3. 喘息・アレルギーのある方はお申し出てください。 
  4. 以前に造影CT検査で副作用(吐き気・発疹・かゆみ・じんましん・頭痛など)の症状が現れたことのある場合はお申し出てください。 
  5. 腎臓の機能が低下している場合は、点滴などの前処置を行うことがあります。 

造影中

  1. 造影剤注入中、熱感を感じることがありますが一時的なので問題ありません。 
  2. 注入中、注入後に痛み・気分不良・発疹・じんましん・かゆみ・吐き気・頭痛などの症状が現れた場合は我慢せず看護師・放射線技師にお申し出てください。 

造影後

  1. 検査後、造影剤は尿として排泄されます。排泄を促すために水分を多めに取ることが大切です。水分制限のある方は主治医の指示に従ってください。 

検査終了後~帰宅

  1. 検査終了後から~1週間ほど身体の観察・確認をお願い致します。 
  2. 遅発性副作用:稀ですが、後日に副作用が出ることがあります。発疹・じんましん・かゆみ・吐き気・頭痛などの症状が現れた場合はすぐに当院を受診してください。 

CT検査の流れ

1

検査受付
・予約時間30分前までに放射線検査 受付「C」へ
・検査内容によって検査着に着替えていただきます

2

問診
・看護師による問診を行います
・造影検査に必要な静脈注射の準備を行います
※単純CTには問診はありません

3

検査室
・CT装置のベットに仰向けで寝ていただきます
・検査時間 : 単純CTは5~10分、造影CTは15~20分で終わります

4

検査終了
・副作用などの症状がないか確認します (造影CT時)
・退室します

各種検査(3D画像)

単純CT検査・造影CT検査で得られた画像より、3Dワークステーションによる画像処理でさまざまな3D画像を作成しています。これら3D画像は、診断や手術支援画像などに用いられます。

当センターで行われている検査の一例

冠動脈CT検査

冠動脈CT検査

狭心症などの原因となる心臓の冠動脈に狭窄や動脈硬化(石灰化)の有無などに有用です。

胸部・腹部CT-Angio検査

胸部・腹部CT-Angio検査

大動脈瘤や心臓の弁の置換手術前後に行う検査です。

胸部CT-Angio検査

胸部CT-Angio検査

肺がんなどの術前に必要な肺動脈・肺静脈・気管支などを作成します。

腹部CT-Angio検査「肝臓」

腹部CT-Angio検査「肝臓」

肝臓の手術に必要な血管や肝臓の容積などを計測する際に有用です。

頭部CT-Angio検査

頭部CT-Angio検査

頭部血管に動脈瘤の有無や血管の奇形がないか検査します

MRI検査(Magnetic Resonance Imaging)

MRI検査(Magnetic Resonance Imaging)

MRI検査では「狭い」「うるさい」「時間が長い」「動けない」といった負担から苦手意識をもつ患者さんも少なくありません。

当院ではPhilips社製のMRI装置『 Ingenia Elition 3.0T 』『 Ingenia 1.5T 』の2台体制で検査を行っており、どちらの装置も「MR In-boreソリューション」を備えています。MR In-boreソリューションは、患者さんの検査に対する不安を和らげることを目的として設計されています。検査室内は照明の変化が多彩で、お好みの色調で緊張感を和らげることができます。また鏡をとおして動画を観ることもでき、装置ノイズを低減したりすることもできます。

さらに、寝台上のComfortPlus Mattress(コンフォートプラスマットレス)は、ドイツの寝具メーカーと共同開発されたもので快適性抜群です。腰痛等で普段仰向けになることができない患者さんもこのマットレスを使用することで検査できたという例を多数経験しています。

快適性を高めることで少しでも多くの患者さんにMRI検査の恩恵を受けてもらえるよう努めています。

MRI検査について

  • 検査時間:【単純MRI検査】20~30分 【造影MRI検査】40~60分
  • トンネルのような狭い空間に入り、工事現場のように大きな音のする検査です。
  • 非常に強い磁場と電磁波を使用します。
  • 手術等で体内金属がある方は稀に熱感や痛みを感じる可能性があります。
  • ペースメーカー、神経刺激装置などの装着者は事前に装着機器のMRI適合性の確認、設定変更等を行わないと検査を行うことができません。
  • 持続グルコース測定器などは検査時に取り外す必要があります。個人の判断で外せないものは必ず主治医に確認してください。
  • 歯科矯正中である場合は通院中の歯科に確認が必要です。

以下のものは『発熱による熱傷』『画質の低下』『装置故障』の原因になります。
ネックレスやピアスなど金属製のアクセサリー、カラーコンタクトレンズ、アートメイク、化粧品の一部、マスカラ、つけまつげ、エレキバン、刺青、ヒートテック等の特殊な衣類、汗等で濡れた衣類、増毛パウダーなど。

  • 「カラーコンタクトレンズ」は金属粒子で色付けされており、大変危険です。
  • 「化粧品」には金属粒子が含まれます。なるべく化粧せずにお越しください。
  • 「増毛パウダー」などのカモフラージュ製品や「マスカラ」には鉄粉が含まれている可能性があります。もし装置の隙間に入り込むと検査画像に影響し、復旧に数百万円単位の費用を要することもあります。

検査当日について

緊急を要する検査が入った場合は予約時間までに始められない可能性があります。あらかじめご理解いただき、時間には余裕を持ってお越しくださいますようよろしくお願い致します。

予約時間

予約時間とは更衣や前処置等全ての準備が整い、検査を開始する時間です。予約時間の20分前(造影MRI検査は30分前)までに放射線科で受付をしてください。上記時間を過ぎても放射線科で受付をされていない場合、他の予約患者さんの検査時間にも影が出てしまうため、予約を変更していただく場合があります。

衣類

衣類の影響は予測が難しいため、原則として検査着に着替えていただきます。お着替えに時間のかかる方は早めにご来院いただき、その旨をお伝えください。衣類が原因で検査が中断した場合は、予約を変更していただく場合があります。

食事・水分・排尿制限

お腹の検査(上腹部、下腹部)では食事制限、水分制限、排尿制限があります。検査前6時間は絶食が必要です。飴やガムも食べないでください。飲み物は水のみで2時間前まで摂取可能です。ジュースやお茶は飲まないでください。下腹部の検査時はお手洗いを1時間前までに済ませ、それ以降はお避けください。

核医学検査(RI : Radioisotope)

核医学検査(RI : Radioisotope)

核医学検査とはレントゲン撮影で用いられる X 線の仲間であるγ線(ガンマ線)を放出する放射性同位元素(RI)を用いた検査です。

体の特定の臓器や病気の場所に集まりやすい性質をもった物質にRIをくっつけたもの(放射性医薬品)を注射し、体の外から専用のカメラでγ線の分布を測定することで病気や臓器の状態の診断を行い、臓器の働きを捉えることもできます。当院で導入したGCA-9300Rは現在国内で20以上の大学病院に導入され60台稼働しています。(2021年10月現在)

3検出器を搭載したRI装置は沖縄県内では当院が初の導入となります。検査内容によりますが、従来の2検出器に比べ2/3の時間で検査することができ短時間で高画質な画像を得ることができます。

脳核医学検査

脳核医学検査では脳の血流を測定することができます。
この検査はCTやMRIより早期に異常を検出でき、早期の認知症や脳梗塞の発見に有用とされています。特に認知症治療薬の登場で認知症の早期診断の必要性が増しています。

当院では頭部専用のファンビームコリメータを搭載しており、従来の4倍の信号量で線条体の被殻と尾状核の分離を可能とする高画質での撮影が可能となっています。 

心臓核医学検査

この検査は、心臓の筋肉に栄養や酸素を運ぶ役目をしている血管に異常のある病気(冠動脈疾患)の危険性の高い方々から、治療が必要な患者さんを安全に見つけ出すのに有用といわれています。

これらの病気は早期発見と治療が大切で、適切な治療でより質の高い生活を送ることが可能となります。

従来であればCTを用いなければできなかった補正ですが、ソフトウェアを使用し追加被ばくや検査時間の延長なく精度の高い画像の提供を行うことができます。

放射線治療(Radiation therapy)

放射線治療(Radiation therapy)

放射線治療は、手術、薬物療法(抗がん剤治療)と並ぶ、がんの3大治療法の1つです。その中でも放射線治療は「切らずに治す治療」であり、患者さんの身体的負担が少ないことが利点です。

当院では2020年9月より高精度放射線治療装置(varian社製True Beam)を導入し、放射線治療を開始しました。

この装置では従来行われている固定照射、強度変調放射線治療、回転照射をはじめとし、頭部・体幹部(肺がん、肝臓がん、転移性脊椎腫瘍など)定位放射線治療と言われるピンポイント照射や、
呼吸の動きに合わせる呼吸同期照射などの高精度治療を行うことが可能です。

放射線治療では、腫瘍部分に放射線を照射し治療効果を高くすると同時に、周りの正常臓器への影響を少なくする必要があります。そのため当院では、高精度の放射線治療装置・技術によって、照射する部分のずれをミリ単位で補正し照射を行っております。より安全で患者さんに優しい医療を目指してスタッフ一丸となって治療に取り組んでいます。

マンモグラフィ(Mammography)

マンモグラフィ(Mammography)

マンモグラフィ検査は乳房のレントゲン撮影のことです。乳がんの早期発見に欠かすことのできない有効な画像診断の1つです。
マンモグラフィ検査により、乳がんの初期症状である微細な石灰化や、セルフチェックや触診ではわかりにくい小さなしこりを画像として捉えることができます。

マンモグラフィでは、乳房を撮影装置で圧迫をする際に痛みを伴います。この圧迫は、乳房厚を均一にして、組織の重なりを少なくし、情報の多い写真を撮影するためにどうしても必要になります。また乳房の厚さが薄くなることで被ばく低減にもつながります。

当院では、HOLOGIC社製のマンモグラフィ装置『3Dimensions』という装置を導入しています。通常の2D撮影に加え、3D撮影(トモシンセシス)・バイオプシー(生体組織採取検査)も可能になりました。また、撮影は女性技師が担当しています。

検査を受けられる患者さんへ

  • 検査の際検査着に着替えていただき、検査室内では直接乳房に触れて検査します。
  • 脇下や乳房付近への制汗剤(制汗パウダー)は石灰化のように写ることがありますので検査前に拭き取りをお願い致します。

以下に該当する方は検査前に担当技師に必ず声掛けをお願い致します。

  • ペースメーカーを装着されている方
  • 豊胸術を受けられたことがある方(シリコン・ヒアルロン酸・脂肪注入など)
  • 現在妊娠中、または妊娠の可能性がある方・授乳中の方
  • CVまたはIVHリザーバーを挿入されている方
  • 胸部外傷(胸部打撲・肋骨骨折など)で痛みがある方

圧迫することで、体内物に破損の恐れがあるものや、妊娠中・授乳中の方は乳腺が発達しマンモグラフィの効果が得にくいという理由で相談確認を行いながら施行します。

  • 生理前1週間は乳房が張って痛みを感じやすいので、検査を避けることをお勧めします。
  • 良いマンモグラフィ検査を行うために圧迫はとても大切です。患者さんの協力のもとで検査が行えます。
  • 痛みを感じる程度は個人差がありますので、気にせず担当技師にお申し付けください。
  • その他、気になることがございましたらお気軽にお申し付けください。

X線透視検査

X線透視検査

X線透視検査はX線TV装置を用いて行います。X線TV装置とは、X線を用いてリアルタイムに体内を観察できる装置のことです。主に食道・胃・小腸・大腸など消化管検査や子宮卵管造影検査、整形領域では骨折や脱臼の整復などあらゆる診療科の検査を行っています。

上部消化管造影検査

バリウムなどの造影剤を口から飲んでいただき、食道、胃や小腸の状態を観察する検査です。撮影台の上で横になったり、うつぶせになったりして身体の向きや位置を変えて動いていただく ことが必要になります 。

透視検査装置はUltimax-i・SONIALVISION G4J-packagePremium・EXAVISTAを設置し、内科、外科、泌尿器科、整形外科、婦人科など多くの診療科の検査に対応しています。

上部消化管像影検査

胃の透視検査を受けられる患者さんへ

  • 検査前日は午後 9時までに食事をお済ませください。
  • 検査当日の朝は飲食不可となります。
    (コップ一杯の水は飲んでもかまいません)
  • 胃の動きを抑えるために検査前に注射を行う場合があります。
  • 緑内障や前立腺肥大のある方は事前にお申し出るようお願い致します。

下部消化管検査

肛門からバリウム等の造影剤と空気を入れ大腸全体を観察していきます。胃の検査と同じように撮影台の上で身体の向きや位置を変えて動いていただく検査です。

下部消化管検査

大腸検査を受けられる患者さんへ

  • 検査の前日の昼より検査食を食べていただきます。
    (他の食事は一切食べられません)
  • 検査当日は下剤用の水分を飲んでいただきます 。
  • 腸の動きを抑えるために検査前に注射を行う場合があります。
  • 緑内障や前立腺肥大のある方は事前にお申し出るようお願いし致します。
  • 事前に担当者より検査説明と前処置の資料をお渡し致します。

子宮卵管造影検査

造影剤を用いて卵管の内腔や通過を観察する検査です。

子宮卵管造影検査

子宮卵管造影検査を受けられる患者さんへ

  • 造影剤アレルギーのある方は事前にお申し出るようお願い致します。
  • 食事制限はございません。

血管造影検査 Angiography

血管造影検査 Angiography

血管造影とは、カテーテルと呼ばれる細い管を動脈または静脈に挿入し、見たい部位まで選択的に進めて造影剤を注入することによりその部位の血管などを映し出す検査です。       

頭頸部領域では、脳動脈瘤へのコイル塞栓術、血栓回収や頸動脈狭窄に対しステント術などを行っています。

心臓領域では、冠動脈の狭窄の有無や程度などを調べる冠動脈造影(CAG)や虚血に対する血管内治療(PCI)、不整脈の原因となる異常な部位をアブレーション(焼灼)して消滅させるアブレーション治療やペースメーカー治療などを行っています。

胸腹部領域では、気管支動脈塞栓術、肝動脈化学塞栓療法などを行っています。

当院の装置はバイプレーンにより同時に2方向から透視、撮影ができるので、造影剤の低減や検査時間の短縮、さらに被ばく低減につながっています。

また、フラットパネルディテクタにより高解像度で鮮明な画像のため、複雑な血管を明瞭に把握することが可能となり、より安全で、質が高く、効率の良い検査、治療を行うことができます。

骨密度検査

骨密度検査

骨粗鬆症は加齢や閉経によって引き起こされるものと、病気や薬の影響で二次的に起こるものが原因と言われています。

当院の骨密度測定装置はTOYO MEDIC Horizonを導入しセラミックディテクターと高周波X線管球の採用により、体厚のある患者さんの画像も鮮明に描出されます。また、海綿骨構造指標(TBS:Trabecular Bone Score)という骨質も同時に調べる事ができます。

  • 骨質:骨の微細構造や骨代謝状態のことをいいます。骨密度が高くても骨質が劣化している場合には骨折のリスクが高くなるため、骨質の値を把握することは大切です。検査は15分程度で、主に腰椎と大腿骨近位の骨密度を測定します。

検査を受けられる患者さんへ

人工骨頭置換術などの手術を行っている方は担当者へお申し出るようお願い致します。

装置一覧

X線装置

5台

RADsppeedPro 高機能タイプ RADsppeedPro DR PACK(4台)

CT装置

3台

Aquilion ONE PRISM Edition ・AquilionPrime SP/I Edition・AquilionLightning

MRI装置

2台

IngniaElition3T S ・Ingenia1.5T CX

RI装置

1台

GCA-9300R

放射線治療

1台

True Beam

血管造影装置

4台

TriniasB12 unity edition・InnovaIGS620・Azurion7B 20/15・Azurion7C20

X線TV装置

3台

SONIALVISION G4J-packagePremium・Ultimax-i・EXAVISTA

マンモグラフィ装置

1台

3Dimensions

骨密度測定装置

1台

Horizon W

ポータブル撮影装置

5台

Mobile Art Evolution・Mobile DArt Evolution