医療技術部|リハビリテーション科

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医療技術部|リハビリテーション科

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友愛会リハビリテーション理念

ミッション

リハビリテーションを通して、「あなたらしさ」を支援する存在であり続ける。

ビジョン

信頼され、選ばれるプロフェッショナルチームを築き、地域医療の中核を担う。

価値観

「自分の親なら、子なら、家族なら…そして自分なら」

プロフェッショナル

学び研鑽するだけでなく「あなたらしさ」を尊重した最良のリハビリテーションを提供します。

チーム

お互いを尊重し、意見交換が行える職場環境を作り、急性期から在宅までシームレスに連携したり、リハビリテーションを提供します。

成長と育成

専門家として、倫理性や科学生を養い、振り返る姿勢を大切にする、豊かな人材育成に努めます。

概要

職員数

理学療法士:51名 / 作業療法士:20名 / 言語聴覚士:7名 / 健康運動指導士:2名 / リハビリ助手:4名  【合計:84名】

施設基準

  • 脳血管疾患等リハビリテーション(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション(Ⅰ)
  • 心大血管疾患リハビリテーション(Ⅰ)
  • がんのリハビリテーション

資格取得

理学療法士

  • 認定理学療法士(脳卒中、運動器、呼吸、循環、代謝、臨床教育)
  • 日本心臓リハビリテーション学会指導士
  • 3学会合同呼吸療法認定士
  • がんのリハビリテーション研修修了
  • 臨床実習指導者講習会修了
  • 住環境福祉コーディネーター2級
  • 認定心理士

作業療法士

  • がんのリハビリテーション研修修了
  • 臨床実習指導者講習会修了証
  • 認知症ケア専門士
  • 住環境福祉コーディネーター2級

言語聴覚士

  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
  • がんのリハビリテーション研修修了

健康運動指導士

  • 日本心臓リハビリテーション学会指導士

業務内容

理学療法とは

理学療法は、病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、マッサージ、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。(日本理学療法士協会 定義より)当院理学療法士は、基本的動作(寝返る、座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、障害の悪化予防などを目的とし、徒手療法、運動療法、物理療法、生活動作指導などを用いて自立した日常生活が送れるよう支援し、最終的には住み慣れた地域で生活が送れることを目指しています。

作業療法とは

当院の作業療法士は、病気や怪我で生活に支障をきたした患者さんの機能回復、環境調整を図り、退院後にその人らしい生活が送れるように支援しています。

言語聴覚療法とは

言語聴覚士は、ことばによるコミュニケーションに問題のある方や、摂食嚥下障害(食べること、飲み込むことの障害)の方に対し専門的サービスを提供し、自分らしい生活を構築できるよう支援する専門職です。
当院では、成人の言語障害および、高次脳機能障害、摂食嚥下障害の方を対象に評価・訓練を行っています。また、食支援外来スタッフの一員として、多職種での評価や訓練アドバイス等にも携わっています。

健康運動指導士とは

スポーツクラブや保健センター、病院・介護施設などにおいて人々の健康を維持・改善するために、安全にかつ適切な運動プログラムを提案・指導を行う専門であり、厚生労働省管の財団法人健康・体力づくり事業財団が養成・資格認定・登録事業を行っています。

当院での健康運動士の取り組み

友愛医療センターのリハビリテーション科には2名の健康運動指導士が在籍しており、以下の取り組みを行い、生活習慣病の発症および重症化の予防や、心臓リハビリテーションや腎臓リハビリテーションにて心疾患の再発予防、日常生活動作の改善、健康管理・健康づくりに必要な運動指導を日々の業務として務めています。

  • 心臓リハビリテーション
  • 腎臓リハビリテーション
  • 健康管理センター
  • 豊見城市委託事業

医師、看護師、理学療法士、多種職との情報共有や連携を大切にしながら、今後も個々人の心身に応じた安全で効果的な運動を提供できるように、これからも精進してまいりますので今後共どうぞ宜しくお願いします。

脳血管疾患等リハビリテーションとは

脳血管疾患リハビリテーションにおいては、脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの疾患を対象に発症または手術後早期からのリハビリテーションを実施しています。患者さんお一人おひとりの心身の状態に合わせ、身体機能の改善や日常生活動作の練習を行っています。また、適切なリハビリテーションが提供できるよう主治医や様々な専門職と連携し、必要に応じて装具作成や補助具の提案も実施しています。

運動器リハビリテーションとは

運動器リハビリテーションとは2

骨・関節・筋肉・神経の疾患(骨折、変形性関節症、スポーツ障害、腰痛、肩痛など)に対して、運動療法(ストレッチ・筋トレ)や物理療法、動作指導を行い、身体機能や動作能力の改善を出来る限りサポートすることを目的とします。

呼吸リハビリテーションとは

呼吸リハビリテーションとは

当院の呼吸リハビリテーションでは、専門チームによる超急性期の早期リハビリに取り組んでいます。一般的に呼吸リハビリテーションは息切れの軽減や体力改善の効果があり、日常生活の質を向上させる事が知られています。小児~高齢者まで年齢を問わず患者様やご家族がよりよい生活をおくれるようにサポートさせていただいています。

また手術を受けられる患者様に対し、手術後の肺合併症の予防など周術期呼吸リハビリテーション等も積極的に取り組んでいます。

心臓リハビリテーションとは

心臓リハビリテーションとは
心臓リハビリテーションとは2

心筋梗塞、狭心症、大動脈疾患、心臓血管外科術後などの心疾患をお持ちの患者さんは病気による症状や入院による長期間の安静の影響で運動能力や身体の調節機能が低下しています。心臓リハビリテーションでは心疾患の患者さんに運動・指導を行い日常生活活動の改善、スムーズな社会復帰や再発予防を目的としています。

当院での心臓リハビリテーションの対象者は狭心症や心筋梗塞、心不全、心臓血管外科術後患者が多くを占めます。基本的に入院期では早期から日常生活動作獲得、二次的合併症を予防するためICUなど超急性期から心リハを開始します。入院期だけでなく退院後の外来心リハの環境も整えており、生涯にわたって患者さんご自身で継続した疾病管理が実践できるようサポートしています。

心臓病をお持ちの患者さんへの「心臓リハビリテーション」

心臓手術を受けた患者さんは、病気の症状や長期間の安静の影響で体の調節機能が低下し、筋肉量も減っています。そんな患者さんが以前と同じような生活を送れるよう、心臓リハビリテーション(心リハ)の専任スタッフが運動訓練や生活改善に向けた指導などを行います。

心リハは通常のリハとは異なり、循環器疾患におけるリハビリの専門家である心臓リハビリテーション指導士や心臓リハビリテーション専従看護師が再発予防、再入院予防のための生活指導や患者教育を行い、退院後もご自身で継続した体調管理ができるようにサポートします。

心リハもハートチームでサポート

患者さんの状態に合わせた包括的な心リハを行うため、友愛医療センターでは医師や理学療法士、看護師に加えて健康運動指導士、管理栄養士、臨床検査技師、薬剤師、臨床心理士など多職種が連携し、ICUや心リハ専用のスペースで活動しています。

2024年度採用 新卒リハビリ職募集

▼友愛会では、新卒リハビリ職を募集しています。
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