腎・泌尿器外科

診療科・部門

腎・泌尿器外科

概要

当科では2名の医師が、患者さんお一人おひとりに対応した治療を提供できるよう心がけています。上部尿路疾患の症例数が多く、尿管結石・腎結石に対しては入院にて治療を行っています。また、膀胱がんに対する手術適応や尿路感染症による抗生剤治療等、多岐にわたって対応しています。

さらに、当院では2022年3月に手術支援ロボット「daVinci Xi」を導入し、同年5月より当科を皮切りにdaVinciによる手術を行なっています。

特長

手術支援ロボット「daVinci Xi」による手術

daVinciによる手術では、通常の開腹手術や腹腔鏡手術と比べて、術野をよく観察することや縦横無尽に術野を操作することができ、安全に手術を行えることはもとより、患者さんの負担を軽くすることが期待できます。

当科では現在、前立腺がんの手術を主に行っており、今後は、保険適用となった腎盂尿管悪性腫瘍や腎悪性腫瘍、副腎、腎盂形成など、daVinci手術によるメリットの高い症例にも対応できるよう、他職種とも連携し体制を整備してまいります。

経尿道的尿路結石除去術

当科では経尿道的尿路結石除去術(レーザー)という、腎・膀胱・尿管に存在する結石に対して尿道から内視鏡カメラを挿入し、レーザーで石を粉砕することで体から結石を取り出す手術を年間約90件実施しています(2021年度)。この他にも膀胱がんに対する手術や尿管が塞がらないように行う尿管ステント留置も行っています。

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