2023年12月24日 取り組み

臓器移植を知ろう!25日まで当院がグリーンライトアップ

現在、国内で臓器移植を希望する方は約16,000人にのぼる一方、実際に臓器提供を受けられる方は年間約400人(公益社団法人日本臓器移植ネットワークHPより)。人口100万人あたりの臓器提供者数はアメリカが41.6人、お隣の韓国が8.56人ですが、日本は0.62人と国際的に見ても極端少ない状況です(出典:IRODaT 2021)。
 このような状況を受け、公益財団法人 沖縄県保健医療福祉事業団は臓器移植についてもっと知って頂こうと様々な取り組みを行っており、その活動の一つとして、沖縄県における臓器移植の実績が豊富な那覇市立病院と友愛医療センターの2病院を、臓器移植啓蒙活動の象徴であるグリーンにライトアップしました。
 12月21日夕方、多くの職員が見守る中、2つの病院を中継して開催された点灯式では、当院で撮影した臓器移植啓蒙ドラマにも出演されたお笑い芸人・ベンビーさんの進行のもと、腎臓移植を待つ伊波桜彪(いは さくら)さんをはじめキッズダンサーによるパフォーマンスや、事業団の儀間秀樹専務理事と当院で移植医療を推進する大田守仁外科部長からキッズへのクリスマスプレゼントなどが行われたあと、2病院同時にスイッチを押し、建物がグリーンにライトアップされました。
 ライトアップは25日のクリスマスまで、時間は夜6時から9時まで行われます。
 この機会に臓器移植について大切な人とお話しされてみてはいかがでしょう。

公益財団法人 沖縄県保健医療福祉事業団ホームページ

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