リウマチ膠原病科

診療科・部門

リウマチ膠原病科

リウマチ膠原病科の診療内容

リウマチ膠原病科は、全身性の自己免疫疾患である膠原病や関節リウマチ等を専門に診療を行っている診療科です。
当科では県内外の医療機関、診療所(かかりつけ医、登録医)、リウマチ膠原病専門医まで幅広く高度な専門診療を要する患者さんを相談いただき、日々診療をしております。
当科の診療は患者さんの病状を改善し、できる限り通常の日常生活やライフイベントを送っていただくことを目標に、それぞれの患者さんに応じた治療の選択肢を提供させていただいています。
2019年度から「腎臓・リウマチ膠原病内科」から発展し「リウマチ膠原病科」として日本リウマチ学会リウマチ指導医1人を含むリウマチ専門医2人により国際標準かつ最新知見に基づいた外来と入院診療を行っています。さらにリウマチ財団認定看護師、専任メディカルアシスタント、関節超音波技師によるチーム医療を実践しています。
また、当科は若手リウマチ膠原病医の教育・育成にも力を入れており、日常診療における指導・教育、教育セミナーの開催・参加、国内・海外主要学会での研究発表・参加を通じ、最新の診断方法や治療方法を学ぶ機会を提供しています。沖縄県内の「真にリウマチ膠原病診療ができるスペシャリストとしての専門医」の育成に力を入れています。

リウマチ膠原病科の診療体制 ループス外来(全身性エリテマトーデス専門外来)新設

リウマチ膠原病は全身性疾患であることから診断や治療の選択には、詳細な問診、丁寧な身体診察、多岐にわたる検査とその慎重な解釈が日常の診療に不可欠です。とくに初診の外来では、患者さんおひとりおひとりに十分な時間をかけ、ときには複数医師の確認のもと診療を行っています。初診の外来は十分な時間をかけられるように水曜日、木曜日の午後に行っています。ただ、病状の進行が心配な場合などには紹介元の先生のご意見を参考に予約を早めるなどの対応も行っています。 事前に診察日程の調整を担当者が行いますので、リウマチ膠原病科へ受診を希望される際には紹介状のご用意と事前の電話連絡(予約センター:098-850-3988)をお願いいたします。
2025年5月から、これまで多くの患者様の診療実績があります全身性エリテマトーデスを対象とした専門外来「ループス外来」を設置いたしました。(初診患者様は水曜日、木曜日の午後にご紹介いただいております)。
リウマチ膠原病科は地域の専門診療提供体制の維持を目的に地域の医療機関と連携して診療する体制をとっております。
当院は地域医療支援病院に指定されており、「患者さんが安心して治療を継続することができる体制を構築すること」を主な目的として「登録医制度」を設け、他の医療機関との連携を強化し、沖縄県内外300以上の施設の先生方と連携して、患者さんの診療にあたっています。

リウマチ膠原病科は地域の医療機関と連携して診療しています

リウマチ膠原病科は地域の専門診療提供体制の維持を目的に地域の医療機関と連携して診療する体制をとっております。
当院は地域医療支援病院に指定されており、「患者さんが安心して治療を継続することができる体制を構築すること」を主な目的として「登録医制度」を設け、他の医療機関との連携を強化し、沖縄県内外300以上の施設の先生方と連携して、患者さんの診療にあたっています。
リウマチ膠原病科はリウマチ膠原病専門診療を提供し、登録医(かかりつけ医、専門医療を行っているクリニック)の先生方にはリウマチ膠原病専門診療以外の「かりつけ医」診療や病状安定時の継続診療を担っていただいております。

主な診療疾患・専門的な診療を行っている疾患

  • 全身性エリテマトーデスおよびループス腎炎
  • 混合性結合組織病
  • 皮膚筋炎・多発性筋炎
  • 全身性硬化症(全身性強皮症)
  • ベーチェット病
  • 血管炎(高安病、巨細胞性血管炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症)
  • 成人スティル病
  • 関節リウマチ
  • 乾癬性関節炎
  • 脊椎関節炎(強直性脊椎炎、反応性関節炎、炎症性腸疾患に伴う関節炎)
  • IgG4関連疾患

リウマチ科・膠原病内科に関するお問い合わせ(表示する時はH2に変更する)

受付時間

月〜金:8:30〜17:30 / 土:8:30〜12:30

休診

土:午後、日、祝祭日