診療科・部門
病理診断科
概要
病理診断科では、次のような診断を行っています。
病理組織診断
患者さんから採取された体の一部を加工して標本を作成し、顕微鏡で観察することで、どのような病気にかかっているか、病変がどのくらい広がっているか、抗がん剤などの薬が効きやすいか、といったことを調べます。
細胞診
痰や尿、胸水や腹水にある細胞の検査や子宮がん検診、喀痰検査などを行います。
病理解剖
ご遺族からの同意を得て、亡くなられた方を解剖させていただき、死因や病気の広がりを調べます。
このほかにも、各診療科との症例検討会を定期的に開催し、よりよい診療ができるように努めています。
特長
当院は年間6,000件(2021年度)の手術を行い、同法人内健康管理センターの規模も大きいため、病理組織診断、細胞診診断ともに、豊富な経験に基づいて診断しています。また、難解例は病理学会などにコンサルト(意見を聞くこと)して、より正確な診断を期しています。