診療科・部門
医療技術部|栄養科
栄養科は入院患者さんお一人おひとりの疾患や病状に合わせた食事の提供を行っています。
少しでも食事を楽しんでいただけるよう、季節ごとに行事食や行事食カードを提供し、患者さんからは喜びの声を頂いています。
近年、高齢化等による摂食嚥下障害のある患者さんの増加や、病歴に複数の疾患がある等、栄養管理も多様化しています。当院では病棟担当栄養士を配置し、入院早期に栄養評価を行い、個人に合った栄養プランを主治医へ提案しています。
職員数 |
管理栄養士17名/栄養士3名/合計20名 |
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認定資格 |
がん病態栄養専門管理栄養士:1名 |
栄養管理
栄養指導
入院患者さんや外来通院患者さんを対象に、医師の指示のもと行っております。糖尿病、脂質異常症、高血圧などの生活習慣病の他、摂食嚥下障害のある患者さん、低栄養や化学療法などで食事がとれない患者さんへの食事アドバイスも行っています。
病棟業務
当院では病棟担当管理栄養士を配置し、毎日病棟で患者さんの栄養管理を行っています。病棟では医師をはじめ、多職種(看護師、薬剤師、リハビリ、入退院支援室など)で情報共有を行い、患者さんの早期回復、早期退院を目指しています。
ICU(集中治療室)
ICU(集中治療室)では、日々患者さんの状態が変化するため毎朝回診があります。担当管理栄養士も参加し、その日の栄養プランの確認や提案を行っています。
栄養サポートチーム(NST)
栄養管理は全ての疾病治療の上で共通する基本的医療のひとつです。この栄養管理を症例個々に応じて適切に実施することを栄養サポートといい、これを医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、リハビリ等の多職種で実施する集団を栄養サポートチームといいます。(参考資料:NST完全ガイド2006)
栄養は治療の「基盤」であり、非常に重要です。栄養状態が悪いと治療しても回復が遅れるばかりか、感染症や合併症などを起こしやすくなります。栄養サポートチームは、患者さんが早期に退院できるよう栄養状態をきちんと把握し適切な栄養管理プランを主治医へ提案しています。
症例検討
栄養科では、部署内で情報共有やスキルアップのため、定期的に勉強会や患者さんの症例検討を行っています。
給食管理
栄養科では、協調・安全・信頼を理念に患者さんへ食事を提供しています。病院食は、栄養成分を調整した食事であり、医師の指示のもと、患者さんの病状や病態に合わせた食事の提供を行っています。また、病院給食が退院後の食事の参考になるよう、栄養指導の媒体としても活用しています。そして「栄養」は治療の基盤であり、患者さんお一人おひとりに適した食事を提供することで栄養状態の改善を図り早期回復・早期退院につながるよう努めています。
産科食
産前・産後の心身をいたわり、栄養バランスよく、ボリューム面でも満足できるバラエティ豊かなメニューを準備しています。