診療科・部門
産婦人科(不妊治療)
総合病院の不妊治療
不妊外来・不妊センターは、不妊症・不育症の専門施設です。一般不妊治療から体外受精治療も含め幅広く対応してします。また、難治性不妊症例には腹腔鏡手術・子宮鏡手術を実施しています。当施設は、38診療科を有する総合病院の中にある利点を活かし、他科との併診がスムーズに行えます。さらに近年、院内及び県内他施設のがん診療チームとの連携によりがん治療前後の妊よう性温存療法にも取り組んでいます。当院ではファティリティチェック(妊娠する力の検査)にも力を入れています。当外来は、患者さんのプライバシーにも配慮し、一般外来と離れたセキュリティーの高いエリアに配置されています。
概要
当院不妊外来・不妊センターは不妊症、不育症、ホルモン療法治療の専門施設です。次のような方々に適切な検査・治療を提供します。
- はやめの妊娠を希望される方
- 受精卵、精子、卵子を保存し将来の妊娠の計画を立てたい方
- 早急な妊娠は希望しないが、妊娠する能力を前もって調べたい方
- 不妊・妊娠に関連したカウンセリングを受けたい方
- 妊娠するが流産を繰り返している方
- ホルモン欠落症状などの治療希望の方
はじめて受診される方へ
“紹介状なし”で受診いただけます
当院では、紹介状をお持ちでない初診の方には、選定療養費¥7,700(税込)をご負担いただいていますが、県内で体外受精・顕微授精治療ができる施設が限られているため、当院での不妊治療に関しては選定療養費のご負担が免除され紹介状がなくても受診いただけます。不妊外来までお気軽にお問い合わせください。
▼ご予約の方はこちらをご覧ください。
ご予約・受付時間
初診時に必要なもの
- 顔写真付き公的身分証(運転免許証・パスポート・マイナンバーカードなど)
※外国籍の方は在留カードまたはパスポート - 健康保険証(ご夫婦それぞれご持参ください)
- 婚姻関係を証明するもの(戸籍抄本または謄本)
※事実婚の方は、それぞれ独身を証明するもの(戸籍抄本または謄本)
※外国籍の方は大使館・領事館などでご相談ください。
当院の特徴
- 生殖医療専門が全ての診療、検査、治療を行います。当院には不妊症看護認定看護師(県内2名)が在籍しており、治療のご相談、お悩みに寄り添い丁寧にサポート対応いたします。
- 令和4年4月より体外受精・顕微授精治療や人工授精治療を保険診療で提供します。
(R4年度中は特定不妊治療助成での治療も可能です※年齢制限あり) - 先進医療不妊治療費助成事業指定医療機関です。
- がん治療前後の精子・卵子・胚(受精卵)の凍結保存ができる施設です。
- 受精卵着床前診断(PGT-A)の認可取得施設です。
- 専門資格を取得した培養士が複数在籍しており、徹底した精子・卵子・胚の管理を行います。
施設認定・指定
- 生殖補助医療保険医療機関
- 特定不妊治療費助成医療機関
- 日本がん・生殖医療登録システム参加施設
- 着床前遺伝学的検査(PGT-A)登録施設
- 日本産婦人科内視鏡学会認定研修登録施設
スタッフ紹介
- 生殖医療専門医/2名
- 不妊症看護認定看護師/1名
- 培養士/2名