臨床工学科採用特設ページ
はじめに
臨床工学技士の業務範囲が拡大しています!
少子高齢化の進行や医師の働き方改革を背景に、医療現場における**臨床工学技士(以下CE)**の役割と需要は、年々高まりを見せています。
特に多数の診療科を有する総合病院では、これまで医師や看護師が担ってきた医療行為をCEへタスクシフトする取り組みが、全国的に加速しています。ご存じの方も多いかと思いますが、2021年の臨床工学技士法改定により、新たな業務が法律上認められ、CEが活躍できるフィールドは大きく広がりました。
当院においても、こうした社会的な流れに遅れることのないよう、段階的に業務拡大を進めています。
当院は、沖縄県南部地区の急性期医療を担う基幹病院として、地域医療の中核的役割を果たしています。国の医療政策により、高度な医療を提供する急性期病院の集約化が進むなか、当院に求められる役割は、今後さらに明確かつ重要なものとなっています。
高度急性期医療を安定して提供するためには、臨床工学技士の存在が不可欠です。そのため当院では、増員計画に基づいた採用募集を行っています。
これからCEとして社会に踏み出す新卒の方、また他施設でご活躍中で、さらなる成長を目指したいとお考えの方も、ぜひ私たちと共に歩んでみませんか。
まずは、当院の雰囲気や業務内容を直接ご覧いただければと思います。施設見学も随時受け付けておりますので、ぜひお気軽にお越しください。採用に関するお問い合わせにつきましては、採用情報サイトをご参照ください。
臨床工学科の紹介
20〜30代の若手が活躍中!
これから臨床工学技士(CE)を目指す学生の方、ならびに既に医療現場でご活躍されている方へ向けて、当院臨床工学科の体制や特徴を、やや専門的な内容も交えながらご紹介いたします。
2026年5月現在、当院の臨床工学技士数は31名となっており(図1)、同法人の豊見城中央病院を含めると36名が所属しています。
男女比はおおよそ8:2で男性技士が多いものの、近年は女性技士の採用も増えており、女性ならではの視点やきめ細やかな対応が、チーム医療の中で発揮されています。
年齢構成を見ると、比較的若い世代が多く、平均年齢は33歳です。特に20代・30代の技士が多数在籍しており(図2)、活気のある職場環境となっています。
新卒で入職される方にとっても、年齢の近い先輩技士が多いため、業務上の相談や日常的なコミュニケーションが取りやすい環境です。
また、人員体制は年々強化されており、2017年には15名だったCE数が、2026年には31名と約2倍に増加しました。これは、当院における臨床工学技士の役割拡大と、組織としての期待の高さを示すものでもあります。


各種認定・学会発表について
常に学びの精神を
当科は、20代・30代を中心とした比較的若いスタッフで構成されていますが、日々の臨床業務で得られる経験(表1)に加え、自己研鑽にも主体的に取り組む風土が根付いています。その一環として、各種認定資格の取得や学会発表にも積極的に挑戦しています。
認定試験や学会は県外で開催されることが多く、航空券代や宿泊費などをすべて自己負担とした場合、経済的な負担が大きくなるのが現状です。しかし当院では、内容や目的に応じて出張扱いとして病院が費用を負担するケースが多く、こうした制度がスタッフの挑戦を力強く後押ししています。
このような支援体制のもと、当科ではこれまでに複数の技士が**認定士資格を取得(表2)し、また各種学会での発表実績(表3)を重ねてきました。臨床業務で培った知識や経験を、院外へ発信し評価される機会を持てることは、技士としての大きな成長につながっています。
向上心を持ち、常に新しい知識や技術を学び続けたいと考えている方にとって、当院の臨床工学科は、挑戦しやすく、成長を実感できる環境であると考えています。




1日の業務の流れ
ICU日勤担当者の一日の流れ(例)をご紹介します。
午前のスケジュール

午後のスケジュール

スタッフの紹介
十人十色、仕事もプライベートも一生懸命!
数年前までは沖縄県にCEの養成校が存在しなかったため、県外各地の養成校出身者が多数在籍しておりますが、近年は県内の養成校からの採用も増加傾向にあります。
院内の業務は毎日真剣勝負ですが、休みの日は、スポーツや趣味を思い思いに楽しんでいます。
スタッフ卒業養成校一覧(順不同)
- 池見医療専門学校
- 北里大学
- 大分臨床工学技士専門学校
- 日本文理大学
- 中部大学
- 鈴鹿医療科学大学
- 徳島文理大学
- 千葉科学大学
- 純真学園大学
- 川崎医療福祉大学
- 岡山理科大学
- 国際医学技術専門学校
- 長崎総合科学大学
- 日本医療科学大学
- 大阪医専
- SOLA沖縄学園 沖縄医療工学院
- 日本工学院専門学校(東京工科大学)
- 読売理工医療福祉専門学校
- 帝京平成大学
- 東亜大学
- 福岡医科歯科技術専門学校
- 広島国際大学
- 日本工学院専門学校
スタッフの声(手術室担当)


入職から現在までの担当部署を教えてください
人工心肺装置に興味を持ち、手術室への配属を希望し心臓血管外科手術の担当者となりました。その後ICUとME機器管理業務も兼任しています。
人工心肺装置操作の魅力を教えてください
CEの業務の中でも、特に医師との強い連携が必要かつ、術中に患者さんの命(循環及び呼吸)を完全に預かる重要な役割が発揮できることに魅力を感じました。念願の体外循環技術認定士の試験にも合格し成長できたことで自信がつきました。
どのような時に仕事の楽しさを感じますか?
人工心肺装置の操作では、当初は細かな失敗を先輩から指摘されることが多かったのですが、前回の失敗を繰り返さないよう心がけ、成功体験を積むことで、徐々に自信となり、仕事の楽しさを感じるようになりました。また、手術室以外の部門が多忙の時には応援要請を受けることもあり、これまでの経験が評価され、業務を頼られることにもやりがいを感じます。
仕事で大変なことを教えてください
オンコールで緊急手術対応をする時の緊張感や、体力的な疲労がこの業務の大変な部分ですが、その分患者さんへの貢献度が大きいと考え、乗り越えてきました。
リフレッシュの方法を教えてください
仕事の後や休みの日に趣味のテニスをしています。仕事を頑張った分、プライベートも充実させることが健全な社会人生活を送る上で重要だと考えています。多いときには毎週のように大会に出場していたため、週に5回程練習をしていました。当院にはテニスサークルもあり、医師や看護師、リハビリ職員といった他職種のメンバーと練習や試合をすることもあり、仲が深まりました。
友愛医療センターのおすすめポイントを教えてください
業務とプライベートの両面でやりたいことができる環境です。
当科の特色1
なりたい臨床工学技士の姿に近づける!
近年、臨床工学技士(CE)の業務範囲はますます拡大しており、幅広い分野での活躍が求められています。その一方で、特定の分野に専門性を深め、スペシャリストとしての道を志す技士も増えています。
自身が強い興味を持つ分野に関わることで、仕事へのモチベーションや向上心が大きく高まることは、私たちも日々の現場で実感しています。
当科では、各スタッフの希望や関心を尊重した人員配置を大切にしており、可能な限り希望する業務部門への配属を実現できるよう努めています。
例えば、現在手術室で人工心肺業務を担当している多くのスタッフは、人工心肺のスペシャリストを目指して当院へ入職し、本人の希望に基づいて配属されました。
また、特定部門を主軸としながらも、段階的に他部門の業務を兼任していく体制を整えており、多くのスタッフが主担当以外の業務も習得しています。その結果、専門性を深めるスペシャリスト志向の技士だけでなく、幅広い領域に対応できるスタッフも在籍しています。
当科では、スタッフ一人ひとりが思い描く将来のCE像に近づけるよう、定期的なヒアリングを実施し、興味や目標に応じた業務経験が積めるよう、継続的なサポートを行っています。
なお、新卒で入職された方には、2年目以降を目安に集中治療室(ICU)業務を必須経験として位置づけています。所定の研修およびオン・ザ・ジョブ・トレーニング(OJT)を経た後、3年目を目安にICUでの深夜勤務を担当していただき、急性期医療を支えるCEとしての基礎力を着実に身に付けていただいています。

当科の特色2
他職種との絆
新卒で入職された場合、臨床工学技士に限らず、医師・看護師・その他コメディカルを含めた多くの同期と共に社会人としてのスタートを切ることになります。入職後は、職種を超えて合同で行われる新入職員研修を十分な日数をかけて受講していただき、その後に各部署へ配属となります。
さらに、新入職員全員を対象とした1泊2日の宿泊研修も実施しており、短期間のうちに同期同士の距離がぐっと縮まります。こうした研修を通じて築かれた同期の絆は、配属後の業務においても大きな支えとなります。
日常業務の中で、同期がそれぞれの現場で懸命に働く姿を目にすることが大きな励みとなり、数年が経つと、同じ患者さんを多職種で担当する場面も増えてきます。顔なじみの同期との連携は、自然とコミュニケーションが円滑になり、チーム医療の質の向上にもつながっています。
また、勤務終了後や休日には、職種の垣根を越えた同期会が開かれ、近況報告や情報交換を行うことも珍しくありません。こうした職場外での交流を通じて信頼関係が深まり、それが日々の医療現場にも良い形で還元されています。
他職種との確かなつながりを築きながら成長できる環境は、当院ならではの特色の一つであり、臨床工学技士としてチーム医療に主体的に関わっていきたい方にとって、大きな魅力であると考えています。

当科の特色3
心身のケア
臨床工学技士(CE)は、超緊急対応を求められる場面に立ち会い、患者さんの救命や治療に全力で取り組む機会が多い医療技術職です。こうした業務は大きなやりがいがある一方で、精神的・肉体的な負担が大きくなることもあります。
そのため当科では、スタッフを支える体制の一つとして、院内の保健師や臨床心理師による定期的な心身のサポートを受けられる環境を整えています。負担やストレスが問題として顕在化する前に、専門職によるケアにつなげることで、心身の疲労の蓄積や不調の進行を防ぐことを目的としています。
特に、新社会人として医療現場に立つ方にとっては、生活環境や責任の大きな変化に直面することになります。当科では、そうした変化を一人で抱え込むことがないよう、安心して相談できる体制を整え、継続的なフォローを行っている点も大きな特色です。
心身の健康を保ちながら、長く臨床工学技士として成長していける環境づくりを、私たちは大切にしています。
福利厚生
当院では、法人が費用を負担し、職員が利用できる各種福利厚生サービスを整備しています。
休日には、提携店舗でお得に食事を楽しめたり、リゾートホテルに割安な料金で宿泊できたりと、日常生活や余暇を充実させるための制度が豊富に用意されています。これらの制度を活用し、ご家族やご友人、あるいは同期職員と楽しい時間を過ごしているスタッフも多数います。
また、県外から入職される方への支援制度も充実しています。県外在住の方を対象に、引越し費用および赴任時の航空券費用に対する補助(上限額あり)**を設けており、臨床工学技士養成校が県外にある方や、現在県外の医療機関で勤務されている方も、安心して新たなスタートを切っていただけます。
働くことだけでなく、生活面やプライベートの充実も大切にできる環境を整えている点も、当院の大きな特徴の一つです。



おわりに
少しでも当院の臨床工学科にご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度、病院見学にお越しください。採用情報サイトより、人事労務課宛にご希望の日時をご連絡いただければ、随時対応いたします。
当院は、沖縄県南部エリアにおける高度急性期医療を担う基幹病院として、地域医療を支え続けています。その最前線で、臨床工学技士として専門性を発揮し、成長していきたいと考えている方をお待ちしております。
一人ひとりの強みや志を活かしながら、地域の医療を共に支えていきましょう。
皆さまとお会いできる日を、スタッフ一同、心より楽しみにしています。