整形外科

診療科・部門

整形外科

目次

概要

整形外科の全ての分野に関して単にリハビリ治療だけでなく手術でも対応しており、年間手術件数は約2,400件を数えます(2021年度)。
それぞれの部位によって専門的特色があります。

特長

脊椎外科

腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症や頚椎症性脊髄症などの疾患を中心に、手術用顕微鏡を使用して手術を行っており、年間の手術件数は200件に及びます。近年、骨粗鬆症性の椎体骨折も増加しており、脊椎の椎体内に骨セメントを充填する椎体形成術も行っています。


上肢の外科

手、手関節の疾患は金城忠克医師を中心に、外傷、末梢神経障害、腱鞘炎、変形性関節症等に対応しています。
肩、肘関節の疾患は上原大志医師を中心に一般の骨折だけでなく、変形性疾患やリウマチに対して人工関節置換術を行っています。また、肩関節拘縮や肩腱板修復術に対しては鏡視下手術を積極的に行っており、最小の侵襲で大きな改善を得ることができるようになってきています。

肩関節外科

肩の疾患では一般的な五十肩にも難治性(症状の改善が見込めない)の症例が存在し、さらに五十肩と思い込んでいる患者さんの中には、腱板(筋肉)断裂や変形性関節症など疾患が存在しています。当院では慢性的な肩の痛みでお困りの患者さんに対して、詳細な診察と精査を行い、原因の特定と適切な治療を提供しています。難治性の五十肩や腱板断裂に対しては低侵襲な鏡視下手術を行っており、変形性関節症に対する人工肩関節置換術は年間約30件の手術件数(2021年度)を有しています。

また投球障害肩や反復性肩関節脱臼などスポーツに関連する疾患にも特化しており、選手の置かれた状況(競技レベルや復帰時期など)を考慮し、必要なリハビリテーションや手術療法を行っています。リハビリテーションに関しては、局所の治療のみならず、全身の機能訓練、コンディショニングも同時に行い、選手がスムーズにスポーツに復帰できる環境を提供しています。手術に関しては関節鏡を用いて、より詳細な病態の把握を行い、適切な処置を低侵襲に行うことを目標としています。

肘関節外科

肘の疾患では一般的なテニス肘、ゴルフ肘に加え、神経の絞扼性障害である肘部管症候群などの疾患を多く扱っています。またスポーツに関連する疾患にも特化しており、成長期野球肘(リトルリーガーズエルボーや離断性骨軟骨炎など)や成人野球肘(内側側副靭帯損傷、疲労骨折、関節ねずみ・骨棘障害)も専門的に診療しています。保存療法(リハビリテーション)を原則としていますが、手術が必要な患者さんに対しては、病態に合った適切な処置を提供しています。

股関節

永山盛隆人工関節センター長を中心に重度の変形性股関節症やリウマチに対して人工股関節置換術を行っており、年間手術件数は約200件にのぼります。また若年者や変形が軽度の患者さんに対しては骨盤や大腿骨の骨切り術などを行っています。低侵襲性の手術も手掛けており、これらの手術は県内のパイオニア的な存在であり、多数の症例経験を有しています。

膝関節

膝関節治療班では、膝関節に関わる全ての疾患に対し、偏りのない複数の治療法を提供しています。膝関節には人工関節、膝骨切り術、関節鏡手術などいくつかのジャンルの手術があり、病院により得意とする分野を有しているのが一般的です。一方我々は、すべてのジャンルで専門性の高い診療を行っています。総手術件数は年間680件以上(2021年度)で、確実で正確な手術を行えるよう常に新しい技術・知見を導入しています。代表的な手術加療を列記します。

人工膝関節置換術

トータル1万件以上の手術症例を有し、細菌感染以外の術後不具合をほとんど経験していません。また近年はナビゲーションシステムや各種軟部バランサーを利用し患者さんの本来の膝を再現することも考慮しており、さらなる患者満足度向上に努めています。入院は2週間程度ですが、高齢や一人暮らしなど人工膝関節置換術を受ける患者さんの環境により回復期病棟での入院継続加療もセットで提供しています。
また、顧問の新垣晃医師と共に変形性疾患やリウマチに対して人工関節置換術(TKA)中心に行っています。

膝骨切り術、半月板手術

半月板損傷に関しては可能な限り半月板縫合を行い半月板の温存に努めています。末期に至る前の変形性膝関節症に対しては膝周囲骨切り術を行っています。従来は高位脛骨骨切り術が大多数を占めていましたが、術前シミュレーションソフト導入後は1°単位で骨切り角の検討を行うことが容易に行えるようになり、現在は大腿骨遠位切り術と同時に行うDouble-level osteotomyが多数となっています。入院は2週間程度であり、術後松葉杖使用期間は通常3~4か月間です。

靭帯再建術

前十字靭帯はもちろんのこと、後十字靭帯や内側膝蓋大腿再建術を行っています。前十字靭帯再建術では主に膝蓋腱を使用し、後十字靭帯再建術や内側膝蓋大腿再建術には膝屈筋腱を使用しています。入院は1週間程度で、スポーツ復帰までは6~12か月間です。

軟骨移植術

主に外傷やスポーツ疲労による軟骨損傷に対し、自家骨軟骨柱移植術や自家培養軟骨細胞移植(ジャック®)を行っています。なお沖縄県において自家培養軟骨細胞移植を行う施設は2022年時点では当院のみとなっています。

足関節・人工膝関節

足、足関節の疾患は西川正修医師を中心に、変形性足関節症、外反母趾、有痛性外脛骨等に対応しています。また、創外固定を用いた難治性骨折治療にも対応しています。

さらに、足関節外側側副靭帯損傷やインピンジメント症候群に対しては積極的に鏡視下手術を行っており、最小の侵襲で最大の改善を得ることができるようになってきています。

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