看護部部署紹介

診療科・部門

看護部部署紹介

各診療科の特徴を踏まえ、患者さんの生活を支える看護の提供を目指しています。

2階東病棟(心臓血管外科・循環器内科)

退院後の生活を見据えた看護

心臓の手術や治療を行う患者さんが多く、生活の中で食事や運動等日常生活に配慮が必要なことがほとんどです。また、薬の治療を継続することが多く、正しく服用することが大切になります。病棟では患者さんやご家族が安心して退院後の生活を送れるように、心臓リハビリテーションスタッフと共に多職種で療養生活を支援しています。

患者さんに寄り添う看護を目指します

当病棟は周術期から化学療法、終末期まで幅広い看護を提供をしています。その中で、周術期・回復期の看護を通して患者さんの不安を傾聴し、退院後の生活指導、創部管理などの支援を行っています。また、医師・薬剤師・栄養士・リハビリスタッフなど多職種と協働・連携し、患者さんが安心して入院生活を送り、退院後の不安や苦痛がなく生活できるよう支援していきます。  

患者さんを取り巻く全ての思いを大切にしています

当病棟は、脳神経外科・形成外科・血管外科の3科からなる外科病棟です。入院する患者さんの中には、予定外での入院を余儀なくされる方も多くおり、患者さんを含めご家族も病状を受け入れられないことも少なくありません。そのような患者さん・ご家族に多職種と共に協働で関わり、退院後の生活・社会復帰に向けて支援しています。チーム医療の強みを最大限に活かし、その人に合った医療・看護を提供できるよう心がけています。スタッフはパパさん・ママさんも多く、ワークライフバランスをとりながら楽しく仕事をしています。    

4階東病棟(産婦人科)

新しい家族のはじまりをサポートします!

ママとご家族を対象としたケアの充実を目指し「主体性をもてる指導」と「心に寄り添ったケア」を目標に看護をしています。「こんなお産がしたい」と思えるようなバースプランの立案や、産後うつ対策として助産師による2週間健診も行っています。新しい家族のはじまりを見守り、サポートできるケアを目指していきます。 

5階北病棟(腎臓内科、循環器内科、リウマチ膠原病内科) 

専門性を生かした看護実践

当病棟は腎臓内科、循環器内科、リウマチ・膠原病内科の患者さんを受け入れている病棟です。急性疾患や慢性疾患の患者さんが混在する病棟なので、患者さんに関わるすべての職員が専門的知識を高めながら、お一人おひとりに合わせた看護実践を行っています。また、入退院を繰り返す患者さんや退院調整が必要となる患者さんに対する定期的なカンファレンスを実施して、患者さん・ご家族のニーズを考えた退院支援に取り組んでいいます。

高齢の患者さんも心地よい入院生活を過ごせるように!

腎臓・泌尿器と特殊な疾患で、急性期から慢性期で定期的に入退院を繰り返している患者さん・ご家族の気持ちに寄り添いながら、治療に参加できる環境を整えています。ご高齢の患者さんの入院が増えていますので、慣れない入院生活に不安や戸惑いを感じないよう、多職種と協働し、日常生活に復帰できることを目指して取り組んでいます。

6階北病棟(消化器内科) 

患者さんの思いを大切にした看護

患者さんが望む退院後の日常生活への準備として、患者さんやご家族と一緒に目標を設定し、病態や体調に合わせた支援を行っています。消化器内科の病気に特有の痛みを持つ患者さんには、リハビリテーションだけでなく、医師や緩和ケアチームスタッフとケアカンファレンスを行い、痛みを和らげる方法を検討して日常生活復帰に向けた支援を行っています。

6階南病棟(耳鼻科・整形外科・呼吸器内科・糖尿病内科)

チーム医療で、その人らしさを求める看護を目指しています

6階南病棟は、耳鼻科、整形外科、呼吸器内科、糖尿病内科からなる混合病棟です。術前術後の急性期から、リハビリ期、慢性期まで多岐にわたる病態に対して看護を行っています。地域の病院へ転院する患者さんが多いため、地域連携室や理学療法士、管理栄養士、薬剤師と日頃からの話し合いを多くもち、チームで患者さんの医療を支えています。また、不安やせん妄症状のある患者さんには、入院前からの情報を集め、その人にあった生活スタイルや思考に寄り添える看護を目指しています。

6階東病棟(呼吸器内科・小児科・感染症)

患者さんも看護師も笑顔に!!

当病棟は、小児科・耳鼻科・成人一般内科の混合病棟であり、0歳から100歳を超える幅広い年齢の患者さんが療養生活を過ごされています。入院中に患者さんとご家族が十分に関わりを持てない中で、安心して療養できる環境づくりを目指しています。子育て世代の看護師も多く、さまざまな勤務形態で就業しています。私たち看護師は、患者さんが笑顔で退院の日を迎えられるよう、心からの看護を実践していきます。

7階北病棟・7階南病棟(整形外科)  

急性期治療とリハビリを強化し、その人らしい生活を取り戻すことを目指します

年間およそ2,400件の手術実績を誇る整形外科は、すべての分野で手術からリハビリ治療に対応しています。南北の病棟合わせて70床あり、骨折治療以外にも変形性関節症、脊椎疾患などの手術を受ける患者さんが多く、退院後の生活や社会復帰に向けて多職種と協働しケアに取り組んでいます。病院の最上階に位置しており、海が一望できるテラスで患者さんが和気あいあいと過ごし、また、幅広い年齢層の病棟スタッフも毎日元気に看護、リハビリに奮闘しています。入院期間中、患者さんが安全、安心に過ごせるよう看護実践に努めてまいります。

ICU(集中治療室)  

チーム医療の要となって患者さんの治療をサポート

ICUに入室される患者さんの診療科は多岐にわたります。救急外来からの緊急入室、待機手術後の入室、院内急変対応からの入室など診療科・疾患も幅広く受け入れています。RRS(Rapid Response System)にも力を入れており、他病棟から患者さんの状態変化などの相談にICU看護師が応じたり、病棟に駆けつけて活動することもあります。ICUには、集中治療医が専従しており、主治医と共に協働して治療にあたっています。質の高い医療を提供するために、毎朝多職種でカンファレンスを行い、患者さんの情報・問題点を共有し、その日の治療方針を決定します。各職種の垣根も低く、医師からのレクチャーだけでなく、他コメディカルからも臨床を通じて教え合う文化が定着しています。ICUスタッフ一同知識向上に努め、患者さんが安心して治療が受けられるようにチームでサポートしています。

HCU(ハイケアユニット)

患者さんの生活と気持ちを大切にする看護

HCU(ハイケアユニット)では、全身的な集中管理、治療が優先されることから、多くの患者さんが非日常的な入院生活を余儀なくされています。私たち看護師は、「患者さんの望む日常生活をいかに取り戻すか」を常に考えながら、多職種と協力してケアを提供しています。患者さんの早期回復、社会復帰に向けて、スタッフ一丸となってサポートしていきます。

手術室

患者さんの安心と安全を守り、心身ともにサポートします

地域の急性期病院の手術室として、信頼され安心して手術を受けることができるよう努めています。1日平均30件、年間ではおよそ6,000件の各診療科手術を行っています。2021年には、特定行為看護師(術中麻酔管理領域)が誕生し、専門性のある知識と技術を生かして看護の質向上を担っています。

救急部

患者さん、ご家族への気配り・心配りを忘れず最適な看護を提供します

救急要請された患者さんの元に医師と共に駆けつけ、診療の補助や精神的支援を行うドクターカーナース!診察待ちの患者さんの状態を確認し緊急度を判断するトリアージナース!当院のERでは、多くの看護師が医師や他職種と共にチームで診療開始から終了まで活躍しています。救急外来を受診した患者さんやご家族が笑顔で帰宅できるよう、患者さん・ご家族の声に耳を傾け、病院から在宅までの継続看護を目指します。

外来

患者さん、ご家族に寄り添う外来看護を目指して

患者さんが地域の生活者としていつまでも暮らし続けることができるよう、中核病院として地域と連携することは外来看護の大きな役割だと考えています。患者さんやご家族が在宅でQOLを維持、向上できるよう多職種で支援しています。ストーマケアや褥瘡、酸素療法、嚥下、がん治療など専門的な知識を持った看護師も在籍しており、それぞれの外来で相談、指導にあたっています。 患者さんへ寄り添う外来診療(看護)に日々、取り組んでいます。

血液浄化療法室

患者さんと心を一つに向き合う透析ケア

血液透析は週3回4時間行う治療で、8割が外来患者さんです。患者受け持ち制とすることで、患者さんやご家族が思いを打ち明けやすい関係づくりに努めています。病院の機能上、血液透析導入・特殊治療・入院透析・緊急透析等に対応しており、患者さんの状態が安定した際には、近隣透析施設への転院をお願いしています。

日帰り手術センター

より良い日帰り手術のために

消化器内科・形成外科・整形外科・泌尿器科・血管外科などの手術患者さんを受け入れています。手術当日に退院することにより、手術前と同じ環境で日常生活が継続できるため、早期の社会復帰が期待されます。私たちは短い時間の関わりの中で、手術後も安心して自宅で過ごせるよう支援に取り組んでいます。

内視鏡センター

検査を受ける方に寄り添い、少しでも不安を取り除くことを心がけています

消化器内視鏡、呼吸器内視鏡ともに夜間・休日問わず緊急内視鏡に対応できる、県南部医療圏を支える内視鏡センターです。短い時間の関わりですが、検査・手術を受ける患者さんやご家族の不安を少しでも緩和できるよう心がけています。また、看護師の約半数は消化器内視鏡技師資格を取得しており、より専門的に患者さんのサポートが行える環境が整っています。

放射線看護

検査を安心して行えるようサポート

放射線科看護師はどんな仕事をしているのか、具体的にイメージするのは難しいと思います。当部署では『造影検査』を全科にわたって行い、CT・MRI・RIやIVR、透視下で行う処置の介助を担当します。通常の検査から緊急性の高い検査まで幅広く対応し、血栓回収術やコイル塞栓術、腹部血管造影などはオンコールで24時間対応しています。検査は医師や放射線技師と協力しながら、より安全で安心できる医療の提供が行えるよう日々取り組んでいます。

食支援室

患者さんの「食」を安全に美味しく楽しんでもらえるようサポートします

食支援室は、患者さんの口腔内の観察や栄養状態・摂食嚥下機能の評価を行い、口腔ケア・姿勢調整・栄養ケア・食事介助・精神的サポートなどを行います。また、院内のさまざまな職種から摂食嚥下障害に関する相談を受けています。 食支援は、多職種での連携が重要で、当部署はチーム医療を円滑にするコーディネート的役割も担っています。さらに、院内の多くの職員へ食支援の浸透を目的に勉強会を企画しています。

1)嚥下ラウンド
毎週月曜日14時 参加職種:看護師、言語聴覚士、管理栄養士、薬剤師、MSW(メディカルソーシャルワーカー)

2)嚥下内視鏡検査
毎週月曜日・木曜日15時

3)嚥下造影検査
毎月第2木曜日

4)食支援外来(耳鼻科)
第4月曜日15時

MA課

医療チームの一員として医師の仕事をサポートします

外来・病棟で多くの患者さんを受け持つ医師の医療業務が円滑に行えるよう他職種と連携し医師のサポートを行っています。生命保険などの文書作成や検査日程調整など業務内容は多岐に渡りますが、医療チームの一員として医師をはじめ他職種や患者さんにも頼りにされるよう日々頑張っています。