2024年04月05日
お知らせ
沖縄県初の日本胃癌学会認定施設(B)に認定されました
このたび友愛医療センターは日本胃癌学会認定施設Bに認定されました。
これは、手術・内視鏡治療の件数、抗がん剤治療数など、胃がん治療に関する高度な治療体制や実績を挙げた病院を対象とするもので、沖縄県内では当院を含む2施設が以下の基準をクリアし、この度認定されるに至りました。
認定施設(B)の要件となる胃癌治療体制
- ・日本胃癌学会会員が合計2名以上常勤していること
- ・日本消化器内視鏡学会の消化器内視鏡専門医が1名以上常勤していること
- ・日本消化器外科学会の消化器外科専門医が1名以上常勤していること
- ・病理専門医が常勤で専従していることが望ましいが、非常勤の病理専門医あるいは保険医療機関間の連携による病理診断が、術中迅速診断を含めて適切に実施できること
- ・最近 3 年間に,常勤医師の 日本胃癌学会総会への参加実績が合計で 1 回以上あること
- ・最近 3 年間に、常勤医師の 日本胃癌学会総会での発表(筆頭に限る)が 1 件以上行われていること
- ・胃癌に対する外科的切除術が、最近 3 年間に 30 例以上行われていること
- ・胃癌に対する内視鏡切除術が、最近 3 年間に 30 例以上行われていること
- ・胃癌に対する化学療法が、最近 3 年間に 30 例以上行われていること
- ・外来化学療法加算が取れていること
- ・緊急手術および緊急内視鏡が実施可能な体制を整えていること
- ・倫理委員会が設置されていること
- ・合同カンファレンスが定期的に開催され,かつ,その記録が整備されていること
- ・NCD 胃癌登録を行っていること、もしくは、認定施設取得後から更新時まで期間に NCD 胃癌登録を行うこと、施設認定を更新する場合は、NCD 胃癌登録を行っていることは必須となる(施設認定期間中であっても 2 年連続して NCD 胃癌登録の報告を怠った場合は施設認定を取り消すことがある。)
認定期間は2024年4月1日から2027年3月31日までとなります。
当院は今後も引き続き、胃がんを含むがん治療体制をさらに充実していくとともに、治療ガイドラインに基づいた安全で安心な治療を提供してまいります。
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