
当院の取り組み
胃がん

胃がんとは
胃がんは減少傾向にありますが、いまなおわが国で多くみられるがんのひとつです。罹患数は最近増えている大腸がんについで2位で、死亡数は肺癌、大腸癌についで3位です。
かつては外科手術しかありませんでしたが、現在はとても早い段階で見つかれば内視鏡的治療(ESD)で治すことができます。また、1990年代の終わりごろから化学療法剤、最近では免疫チェックポイント阻害剤などの薬物療法が大きく進歩し、これを利用してかつては治療成績の悪かった進行癌が治ったり、手術ができない高度進行胃癌が切除できたりするような時代になり治療成績はとても向上しています。
そして、我が国の胃がん治療の水準は世界の最高峰にあります。多くの先達が他国に先駆けて診断、治療、病理、疫学など多様な研究を推し進めたおかげです。安心して治療を受けてください。
なお、胃がんはよほど進行しないと自覚症状が現れないことが特徴です。早期発見のために年に1回の検診が大切です。
当院の治療方針
胃がんを治す唯一の方法は切除、病巣を取り除くことです。これには内科的方法と外科的方法があります。個々の方針は内科と外科合同討議したうえで決定します。早期がんのうち粘膜内〜粘膜下の浅い層に留まるがんには内視鏡的治療を内視鏡治療を行います。
当院では内視鏡治療のなかでも特に内視鏡的粘膜剥離術(ESD)と呼ばれる治療法に積極的に取り組んでいます。ESDとは、胃に発生する早期がんや前がん病変(腺腫や異型上皮)などに対して、内視鏡を用いて、高周波電流(電気メス)にて切除する方法です。術後の痛みがほとんどなく、切除翌日には歩行ができ、術後2〜3日目には食事開始が可能です。ESD後も胃はほぼ元の形で残るため、従来通りの食生活が保たれることなどメリットが大きいことが挙げられます。
また手術が必要な例にはがんに対する根治性を担保しながら胃が持っている機能をできるだけ温存しようとする幽門保存胃切除術(図1)や噴門側胃切除術(図2)などの機能温存手術を行っており、大動脈周囲リンパ節転移のあるような高度進行がんに対しては薬物療法でがんの勢いを弱めたのちに(術前化学療法)手術を行っています(図3)。
手術は基本的に低侵襲である腹腔鏡で行っていますが、ひどく進行し膵や肝また横行結腸などに浸潤(がんがおよぶこと)している場合や胃全体ががんに置き換わっていることが多いスキルス胃がんなどには開腹手術を行っています。
残念ながら切除不能となった例でも、粘り強く薬物療法を行い手術に持ち込める例が増えてきました(コンバージョン手術)。腹水がたまった高度進行胃がんはこれまで治療が困難であり、ともすれば放置されていました。このような例に対しては改良型腹水濾過再静注法(改良型CART)を積極的に行い腹水をコントロールし、より質の高い緩和医療や、少しでも可能性があれば薬物療法を行いがんとの長期の共存を目指します。
当院の治療の特色
当院は本年4月に沖縄で初めて日本胃癌学会認定施設(B)に認定されました(図1)。また、スタッフの二宮はベストドクターズ社の行った専門医師間の相互評価(ピアレビュー調査)により「The Best Doctors in Japan 2022-2023」に選出されています(図2)。病センターを通じて内科と外科の間の垣根が低く、毎週開催される消化器病カンファランスを通じて日ごろから自由な意見交換や治療方針についての論議を行っています。内視鏡的治療から超拡大手術である大動脈周囲リンパ節郭清まで幅広い治療を行えるのが当院の強みです。


診療実績(術式別執刀数など)
胃癌はピロリ菌を持たない人が増えて全国的に手術症例は毎年著しく減少を続けています。当院もそのような傾向にあったものの、2020年から治療症例は増加傾向にあります(図3)。そして、2021年のDPC登録データによると当院の胃がん治療件数は県内1位にあります(図4)(図5)。しかし、昨年はコロナによる受診控え、検診非受診の影響で手術症例は減少しています(図3)。治療を求め外来に来られた患者さんの数は変わらないのに、受診控えの間に進行しすぎて手術できなくなった「手術非施行例」が増えていました(図6)。これを反映してか、コロナ禍では早期胃癌の比率が下がり2023年は20%にまで低下していました(図7)。 2017年から2023年までの治療法の内訳を図8に示します。DG(幽門側胃切除術)が多いのは変わらないのですが、進行度を反映してコロナ禍ではTG(胃全摘術)例が増え早期例に行うことの多いPPG(幽門保存胃切除術)やPG(噴門側胃切除術)などの機能温存手術の件数が伸び悩んでいます。図9では胃癌治療のなかで化学療法(免疫療法を含めた薬物療法)の役割が大きいことが示されています。







胃がん治療のQ&A
胃潰瘍・十二指腸潰瘍で手術をすることがあるのですか?
潰瘍は基本的に薬で治しますが、潰瘍が深くなり穴があいて腹膜炎になったり出血が内視鏡的治療で止められない場合や狭窄と言って潰瘍を繰り返しているうちに瘢痕ができて胃や十二指腸が狭くなり食べたものが通りにくくなった場合には手術を行います。
胃潰瘍は胃がんになりますか?
なりません。しかし、早期の胃がんは潰瘍を作ることがあり専門医が内視鏡で観察しても胃潰瘍と区別することが難しい場合が少なくありません。そのために潰瘍と思っても生検といって組織の一部を鉗子でつまんで病理検査に提出し、これにより良性か悪性かの判断が必要になります。
腫瘍とはなんですか?
自分の身体のなかで協調性を失い、どんどん大きくなっていくのが腫瘍です。そして、腫瘍には良性と悪性があります。良性腫瘍は大きくなるだけで周囲を圧迫するなどの症状を除けば、自分の身体に害を与えません。ところが、悪性腫瘍は大きくなるだけではなく、身体のあちこちに飛んで増殖します。これを転移といいます。そして、やがて命を奪う恐い病気です。胃の悪性腫瘍の代表的なものが胃がんです。
なぜ胃がんになるのですか?
ほとんどはピロリ菌が発がんと関わりがあり、ピロリ菌を持っているひとがみんな胃がんになるのではないのですがピロリ菌を持っていないひとが胃がんになることは極めてまれです。胃がんになることを促進するのが多すぎる塩分、熱すぎたり焦げたりした食べ物、そして過剰の喫煙やアルコールであり、野菜や果物はがん細胞の元となる傷ついた粘膜を修復する作用があるとされ発がん防止の力になるとされています。
良性と悪性とはどのような方法で区別するのですか?
内視鏡を行い生検と呼ぶ組織の一部を切り取り病理検査に提出する方法で病理医によって最終診断が下されます。時に肉眼所見と異なる結果となることがありますが、病理診断が最終的な診断となります。
早期胃がんとはどんなものを言うのですか?
胃の壁は何層にも分かれており、進行するとともにがんは深い所に達するのですが、がんが最表面の粘膜とその下の粘膜下層にとどまっている早い段階の胃がんを早期胃がんと定義しています。
早期胃がんの治療はどうするのですか?
内視鏡的治療技術の進歩は著しく、がんが粘膜内にとどまっておりリンパ節転移が極めて少ないと考えられる例には内視鏡的胃粘膜下層剥離術(ESD)という手技を行います。 ESDで切除したあとに病理検査の結果、粘膜下層にまでがんが及んでいると診断されたりがん組織のなかの静脈やリンパ管にがんが及んでいると診断されたりした場合には手術が必要となります。また、術前の診断で明らかに粘膜下層にまでがんが及んでいると診断された場合にはリンパ節転移の可能性があるのでリンパ節郭清を伴った手術が必要です。
早期胃がんは治りますか?
ガイドラインに基づいた方法で治療を行えば高い確率で治ります。しかし、手術後にリンパ節転移があればこの確率はやや下がります。
手術はどんなことをするのですか?
胃がんの手術はがんのある部(原発巣)を切除することと胃の周囲のリンパ節を切除(リンパ節郭清と言います)することからなります。胃の切除方法に幽門側胃切除術や胃全摘術などがあります。リンパ節郭清の程度はDで表します。進行胃がんの標準がD2リンパ節郭清であり、わが国が生み出した世界に誇るべき技術です。早期胃がんにはそれより少し小さな手術となるD1+リンパ節郭清が行われます。手術の内容を表すのに幽門側胃切除術、D2リンパ節郭清などと記載します。
機能温存手術とはどんなものですか?
胃がん手術では胃の持っていた機能の多くが失われます。治ることが多い早期胃がんのうち胃の中央部あたりにあるがんを対象に、胃と十二指腸の境目である幽門を残し小腸への食べ物の急速な落下を防いだり蠕動や撹拌といった機能を守ろうとしたりするのが幽門保存胃切除術(図1)という術式です。また、胃の上の方にあるがんで胃を全部切除せず上部1/3を切除して胃の機能を残そうとするのが噴門側胃切除術(図2)です。さらに、肝枝や腹腔枝といった胃の周囲の自律神経を残せば残胃炎や食道炎、手術後の胆石症の発症が少なく術後の体重の回復に有利との報告があります。これを神経温存手術と言い、幽門保存胃切除術や噴門側胃切除術に併せて行うことが多いのです。これらを総称して機能温存手術と言いますが、当院では適応さえあれば積極的に行っています。
開腹手術と腹腔鏡手術やロボット手術はどう違うのですか?
行う手術の内容はまったく同じです。かつては開腹手術しかありませんでしたが、より体に負担の少ない方法として腹腔鏡手術やロボット手術が登場してきました。この過程で、各々の利点が活かされ胃がん手術自体の質が向上しました。当院でも最近では腹腔鏡手術が基本となっています。
手術したあとに抗がん剤投与をすると聞くのですが?
進行がんでリンパ節転移があった場合、術後に抗がん剤を投与(術後補助化学療法)すれば再発率が10%下がるという臨床試験の結果を受けてステージⅡのがんにはTS-1をステージⅢのがんにはTS-1,ドセタキセル併用の化学療法を行っています。
抗がん剤治療はひどい副作用ばかり多くて効かないのでは?
かつてはそうでした。しかし、その後1990年代後半から新規抗がん剤と言われる有効な薬が多く登場し、最近では免疫チェックポイント阻害剤なども登場し胃がんの薬物療法は一変しました。しかも、副作用が少なくなりほとんどを外来通院で行い、薬物療法を行いながら働いているひとも多いのです。 Q14 術前化学療法とはなんですか? 手術可能ながら高度に進行したがんに対して、がんの勢いを弱め生存率をあげるために術前に行う化学療法のことをいいます。大動脈周囲リンパ節転移をきたした例に有効性が証明されています。
ステージⅣになると手術はしないのですか?
かつて、肝臓や背中に近い場所にある大動脈周囲リンパ節に転移あれば手術は意味がないとされていました。しかし、肝臓への転移が2,3個程度であったり、大動脈周囲リンパ節の転移も限られたものであったりすれば手術(拡大手術)もひとつの選択肢とガイドラインに明記されました。薬物療法を組み合わせることで、より可能性が出てきたと思われ、当院でも積極的に行っています。
コンバージョンテラピーという言葉を目にしたのですが
切除不能のがんが薬物療法により小さくなり、すべて取り切れると判断された場合に手術に挑戦するという試みです。胃の原発巣やリンパ節、腹膜、種々の転移臓器からがんが消えるなど、これまで考えられなかった有効例が多くでています。挑戦的な治療でありまだ有効性は確認されていませんが、有望な治療と考え当院では積極的に行っています。
胃がんは再発したらもう駄目なのでしょうか?
残念ながら胃がんは再発したら通常治るということはありません。生活の質(QOL)、すなわち価値ある生を保ちながらがんと共存する道を選ぶことになります。最近では薬物療法や腹水濾過再静注法(改良型CART)を組み合わせ日常生活や勤務を続けながら1年、2年あるいは3年以上がんと共存しつつ生存されておられる方がとても増えてきました。 余談ですが抗がん剤治療は患者がプラス志向で前向きに取り組んでいるほど、あるいは主治医と患者の信頼関係と絆が強いほど奏効するような気がします。もちろん、患者のみならず主治医が化学療法に対して強い信頼を置いていることは絶対条件となります。
学術実績(2015年以降)
誌上発表
- 「開腹 第4章術式別の縫合・吻合法 胃 開腹 Billroth Ⅰ法再建での残胃-十二指腸吻合」
臨床外科75, P149-152, 2020
執筆:二宮基樹ほか - 「特集 新しい外科局所解剖全図 ―ランドマークとその出し方 胃癌NAC後のNo.16郭清に必要な局所解剖」
臨床外科73, P74-78(11月増刊号), 2018
執筆:二宮基樹ほか - 「幽門保存胃切除術・D1+郭清(開腹)」
ビジュアルサージカル 消化器外科手術上部消化管 秀潤社. P96-111, 2018
執筆:二宮基樹 - 「7.治癒をめざした胃がんの治療 2)早期胃がんに対する縮小手術」
インフォームドコンセントのための図説シリーズ改訂3版 胃がん. 医薬ジャーナル社. P64-73, 2018
執筆:二宮基樹 - 「特集 消化器の臨床20年の歩み―消化器疾患治療はどう変わったか― 胃癌」
消化器の臨床20, P336-341, 2017
執筆:二宮基樹ほか - 「特集 膜と層を意識した消化器外科解剖 胃の手術 自律神経温存噴門側胃切除術 膜と層構造を意識して」
消化器外科40, P557-566, 2017
執筆:二宮基樹ほか - 「特集 消化器腫瘍性疾患治療ガイドラインのポイント 胃癌治療ガイドラインに基づく胃癌外科治療」
成人病と生活習慣病47, P171-177, 2017
執筆:二宮基樹ほか - 「胃癌手術を解剖する 特集 名手からの提言-手術を極めるために」
臨床外科71(13), P1465-1468, 2016
執筆:二宮基樹 - 「噴門側胃切除後の各種再建法と合併症対策」
手術69(1), P47-52, 2015
執筆者:二宮基樹,丁田泰宏,金澤卓,三宅聡一郎 - 「腹部リンパ節郭清―「起点」「受け」「底」の概念に基づいて」
消化器外科38(3), P311-321, 2015
執筆者:二宮基樹,井谷史嗣,三宅聡一郎,丁田泰宏,金澤卓,高橋一剛,荒木宏之 - 「早期胃癌の外科治療」
消化器疾患最新の治療 南江堂, P166-169, 2015
執筆者:二宮基樹、編集:菅野健太郎,上西紀夫,小池和彦 - 「食道胃接合部癌の腹部リンパ節郭清 ―「起点」「受け」「底」の概念を用いて」
外科77(4), P408-411, 2015
執筆者:二宮基樹,丁田泰宏,金澤卓,三宅聡一郎 - 「噴門側胃切除術後の再建―観音開き法」
臨床外科70(6), P707-711, 2015
執筆者:二宮基樹,丁田泰宏,金澤卓,三宅聡一郎,三好永展,三村直毅,小川俊博 - 「薬物治療の著効により,根治切除の可能性が出てきた症例にどう対応する?」
胃がん薬物療法 Q&A, ヴァン メディカル, P110-111, 2015
執筆者:二宮基樹 編集:佐藤 温
誌上発表以外の執筆
- 「D2郭清を伴う自律神経温存幽門保存胃切除術の開発」
私と胃癌第11回. 胃がんperspective 11(2): 64-68, 2020 - 私の歩んできた道 Surgeon’s genesis ~外科医の来歴~ 第5回.
GC Expert 医科学出版社 東京, 2016 - 日本列島縦断の旅 ―桜前線を追い求めて― リレーエッセイ時間の風景.
Medical Tribune, 2016年6月16日号, 株式会社メディカルトリビューン, 東京, 2016 - 胃癌手術の歴史と現況.
広島市医師会だより 2016年10月号(No.606)
学会発表
- 桑江一希 二宮基樹:切除不能胃癌に対するConversion Therapyの検討.第95回日本胃癌学会総会.2024年2月 京都
- 花城清俊 二宮基樹 桑江一希 松本 大 新垣慎太郎 大久保洋平 安里昌哉 西垣大志 大田守仁 嵩下英次郎 中島裕一 比嘉国基 我喜屋亮 照屋剛 仲地厚.当院における胃癌を含む癌性腹水患者に対する改良型CART75例の治療成績. 第95回日本胃癌学会総会.2023年2月 札幌
- 大久保洋平 二宮基樹 桑江一希 松本 大 新垣慎太郎 花城清俊 安里昌哉 西垣大志 大田守仁 嵩下英次郎. 肥満の多い沖縄県における、胃癌症例に対する肥満と手術リスクの検討(ビデオパネルディスカッション).第95回日本胃癌学会総会.2023年2月 札幌
- 花城清俊 二宮基樹 桑江一希 松本 大 新垣慎太郎 大久保洋平 安里昌哉 西垣大志 大田守仁 嵩下英次郎 中島裕一 比嘉国基 我喜屋亮 照屋 剛 仲地 厚. 第95回日本胃癌学会総会.2023年2月 札幌
- 大久保洋平 二宮基樹 桑江一希 川手優人 玉城頼人 花城清俊 安里昌哉 西垣大志 大田守仁 嵩下英次郎 照屋 剛 仲地 厚. 胃癌手術症例における、リスク因子としての肥満が与える影響の検討.第85回日本臨床外科学会総会 2023年11月 岡山
- 玉城頼人 二宮基樹 川手優人 桑江一希 相田常之 川満彰吾 安里昌哉 花城清俊 大久保洋平 西垣大志 大田守仁 仲地 厚 嵩下英次郎 照屋 剛. COVID19禍におけるスキルス胃癌の現状.第85回日本臨床外科学会総会 2023年11月 岡山
- 川手優人 桑江一希 玉城頼人 花城清俊 大久保洋平 大宜見由奈 安里昌哉 西垣大志 大田守仁 中島裕一 比嘉国基 嵩下英次郎 照屋 剛 我喜屋亮 二宮基樹.胃癌および食道胃接合部癌に対するConverison Therapy の検討.第85回日本臨床外科学会総会 2023年11月 岡山
- 桑江一希 川手優人 玉城頼人 花城清俊 大久保洋平 安里昌哉 西垣大志 大田守仁 中島裕一 比嘉国基 嵩下英次郎 仲地 厚 照屋 剛 我喜屋亮. 肺腺癌に対してラムシルマブ+ドセタキセル併用療法中、同時に4カ所の多発憩室穿孔を来した1例.第85回日本臨床外科学会総会 2023年11月 岡山
- 川満彰吾 安里昌哉 桑江一希 川手優人 玉城頼人 相田常之 花城清俊 大久保洋平 西垣大志 大田守仁 照屋 剛 嵩下英次郎 仲地 厚 二宮基樹. 腹部刺傷2日後に搬送され、小腸壊死・腸間膜損傷・小腸穿孔を疑い緊急手術を施行した一例.第85回日本臨床外科学会総会 2023年11月 岡山
- 大久保洋平 二宮基樹 花城清俊 安里昌哉 西垣大志 仲地 厚. 肥満の多い沖縄県における腹腔鏡下幽門側胃切除術の手術リスクと注意点.第36回日本内視鏡外科学会総会 2023年11月
- 二宮基樹: (特別発言)パネルディスカッション2「進行胃癌に対する腹腔鏡下手術は標準化するのか」.
第72回消化器外科学会総会. 2017年7月22日 金沢 - 二宮基樹: (特別発言)ビデオシンポジウム12「胃癌における機能温存手術と機能再建手術」.
第71回消化器外科学会総会. 2016年7月14日 徳島 - 二宮基樹,三宅聡一郎,丁田泰宏,金澤 卓,佐藤太祐,徳本憲昭,原野雅生,松川啓義,井谷史嗣,岡島正純:シンポジウム「胃癌に対する手術手技 ―コツとピットフォール―」 早期胃癌に対する機能温存手術のコツとピットフォール ―幽門保存胃切除術と噴門側胃切除術について.
第115回日本外科学会定期学術集会 2015年4月 名古屋 - Motoki Ninomiya: Pylorus-Preserving Gastrectomy for EGC(special lecture)
The 20th Sino-Japan Digestive Surgery Meeting 2015年5月 上海(中国) - 二宮基樹: 機能温存手術の術後評価(特別発言).
第45回胃外科・術後障害研究会 2015年11月 名古屋
講演
- 二宮基樹: 「私の見てきた胃癌治療の歴史と未来」.
第81回沖縄県外科会特別講演 2021年5月16日 那覇 - 二宮基樹: 「私の見てきた胃癌治療の歴史 ―過去、現在そして未来―」.
Gastric Cancer Forum in Hiroshima 2020年2月6日 広島 - Motoki Ninomiya: (Special lecture) “Conversion therapy for unresectable StageⅣ gastric cancer”.
1st Zhoushan GI cancer Forum. May 18th 2019 舟山(浙江省) - 二宮基樹: 「日本の胃がん 世界の胃がん」.
広島大学第一外科勉強会 2017年1月25日 広島 - 二宮基樹: 基調講演 幽門保存胃切除術.
第1回PPGセミナー「誰でもできる!患者の望む幽門保存胃切除術」 2017年2月25日 東京 - 二宮基樹: 「日本の胃癌、世界の胃癌」
呉共済病院市民参加型講演会 2017年3月1日 呉 - Motoki Ninomiya: (Key Note Lecture) “The current development of the gastric cancer treatment in Japan”.
The 3rd session of Changchun International Gastrointestinal Surgery Summit Forum and Sino-Japanese Korean Gastrointestinal Seminar. July 7th 2017 長春 - Motoki Ninomiya: (Key Note Lecture) “Current status of gastric surgery in Japan”.
The 2017 Zhongshan General Surgery Symposium. August 7th 2017 上海 - 二宮基樹: 「胃癌の治療と予防の最前線」
平成29年度第2回広島県在宅保健福祉活動社の会緩和ケア等専門部会研修会 2017年12月1日 広島 - Motoki Ninomiya: (Key Note Lecture) “Revised JGCA guidelines –How should we change the treatment of the gastric cancer”.
The 2018 Zhongshan General Surgery Symposium. August 11th 2017 上海 - Motoki Ninomiya: (Key Note Lecture) “Changed Daily Practice after revision f JGCA guidelines”.
11th China-Japan West Lake Joint Symposium of Gastric Cancer. October 13rd 2017 上海 - 二宮基樹:「胃癌手術を解剖する」 -安全で正確なリンパ節郭清を目指して.
Gastric Cancer Conference in Marugame 2016年1月22日 丸亀 - 二宮基樹:「ここまできた胃癌治療、そしてこれからの課題」.
広島記念病院地域医療従事者研修会 2016年5月26日 広島 - 二宮基樹:胃癌手術を解剖する -分かりやすく伝えやすいリンパ節郭清のためにー.
第42回高知若手医会 2016年7月21日 高知 - 二宮基樹:胃癌化学療法の新たな流れ -どのように考え、どのように治療すべきか.
高松赤十字病院がん診療セミナー 2016年7月28日 高松 - 二宮基樹:殻を破ろう ーひとはみな自分が思うほどに能力は低くはないー.
広島GISクラブ「私の伝えたい言葉」シリーズ第11弾. リーガロイヤルホテル広島 2016年10月14日 高松 - 二宮基樹:胃癌手術を解剖する -分かりやすく伝えやすいリンパ節郭清のためにー.
第9回阪神外科3Kの会 2016年10月15日 大阪 - 二宮基樹:GISTの診断と治療.
GIST・肉腫おしゃべり会 2016年11月5日 広島市男女共同参画センター - 二宮基樹:幽門保存胃切除術.
第1回広島胃癌臨床セミナー2015年8月18日 広島記念病院3階会議室 - 二宮基樹:噴門側胃切除術.
第2回広島胃癌臨床セミナー 2015年11月17日 広島記念病院3階会議室 - 二宮基樹:胃がんは本当に“予防できる,治る”時代になったのか?.
第1回「胃がん」メディアラウンドテーブル 2015年1月 東京 - 二宮基樹:開腹胃癌手術における外科医の心構えと役割.
第2回胃癌手術手技セミナー 2014年1月 仙台 - 二宮基樹:逆流防止を目指した噴門側胃切除術後食道残胃吻合 ―観音開き法の実際とコツ.
第9回食道・胃外科フォーラム 2015年2月 東京 - 二宮基樹:胃癌外科手術の地平.
第7回四国消化器癌フォーラム 2015年5月 徳島 - 二宮基樹:Conversion therapy ―胃癌治療の新しい流れ―.
第13回広島北部腫瘍研究会 2015年5月 三次 - 二宮基樹:わが国の胃癌外科治療のあゆみ ~どのように始まり、どこに行き着いたのか~.
第336回川崎医学会講演会 2015年6月 岡山 - 二宮基樹:胃癌治療の新たな潮流.
豊見城中央病院医局講演会 2015年6月 豊見城 - 二宮基樹:胃癌外科手術の新たな潮流.
山口県胃癌セミナー 2015年7月 山口 - 二宮基樹:胃癌外科手術の新たな潮流.
第53回北陸胃癌談話会 2015年3月 金沢 - 二宮基樹:早期胃癌に対する機能温存手術 ―効果と限界、そして展望.
神奈川外科分子標的治療研究会 2015年11月 横浜 - 二宮基樹:THE KAIFUKU ―拡大手術の攻略法.
第49回神奈川胃癌治療研究会 2015年12月 横浜 - <マスコミ>沖縄タイムス 命ぐすい耳ぐすい 「全国一少ない沖縄の胃がん」 2022年1月27日 沖縄テレビ Live News イット! スキルス胃がん特集 2023年5月18日 5月19日(図10)
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