当院の取り組み
UIC-net
UIC-netとは
UIC-netとは、友愛(UI)医療センターがん(Cancer)診療networkに由来する名称です。友愛医療センターのがん診療部門と地域の医療機関との密接な連携によって、一人ひとりの患者さんにより的確で効果的ながん診療を行うため、最新の当院がん情報を地域の各医療機関に提供し、議論を通じて共有する、地域連携、がん登録、教育研修、ホームページ運営、がん相談支援の各ワーキンググループ(以下WG)からなる組織横断的ネットワークです。
メンバー
友愛医療センターの医師、看護師、地域連携室、診療情報管理室、診療部支援課、がん相談支援室、さらには法人事務局から人材開発課、企画広報課より抜擢された多職種メンバーで構成されています。
具体的な活動内容
地域連携ワーキンググループ(以下WG)は地域連携室が中心となり診療情報管理室、医事課、外来部門等と協力して患者さんのがん情報を共有し、地域医療機関と密な連携を図りながら、迅速で適切ながん診療を目指しています。
がん登録WGは当院で行った各種のがん治療の内容を地域がん登録として行い、当院主催の緩和ケア講習会も開催しています。
教育研修WGは院内外の医療者のがん医療教育研修の役割を担っています。その活動のひとつとして、毎月第3木曜日に「UIC-net講演会」を開催しています。講演会は、奇数月は主に医師向けの内容として、当院の各種臓器別がん治療の最新状況を様々な切り口で解説し、偶数月は主にメディカルスタッフを対象に、がん治療に関わる様々なチームの活動についてご紹介しており、各回とも多くの医師・メディカルスタッフにご参加いただいています。
いずれも当院会議室とWebとのハイブリッドで開催しています。
2022年9月15日(木)19:00〜20:00
第9回UIC-net講演会「前立腺がんの最前線」〜手術支援ロボット ダヴィンチの導入にあたって〜
友愛医療センターは今年、手術支援ロボット「ダヴィンチXi」を導入、今後予定される各臓器に先駆けて腎・泌尿器外科が前立腺がん手術の執刀を開始しました。すでに多くの症例を挙げている友愛医療センター ダヴィンチチームから腎・泌尿器外科医師、そして臨床工学技士、手術室看護師が、導入の意義や症例のご紹介、現場を支える他職種の具体的な役割についてお話しします。
講演の詳しい内容はチラシをクリックしてください。
講演会は事前申込制となっています。
お申込はこちら。
これまでの講演テーマ
- 第8回 がん治療と栄養管理~栄養サポートチームのがん患者支援~
- 第7回 がん性腹水治療の最前線
- 第6回 がん患者の心理・社会的支援
- 第5回 緩和ケアと医療連携の最前線
- 第4回 多職種で実践する食支援〜摂食・嚥下障害認定看護師を中心としたチーム医療
- 第3回 友愛医療センターのがん放射線治療の最前線
- 第2回 友愛医療センターのがん治療体制と地域との連携
- 第1回 胃がん治療の最前線
過去の講演動画はこちら。