2018年10月24日 取り組み

世界初となる「食道癌術後の食道狭窄に対する細胞シート移植」実施

写真:中央で手を合わせる関係者3名

社会医療法人友愛会 豊見城中央病院と社会医療法人敬愛会 中頭病院は、東京女子医科大学が開発した「細胞シート工学」技術の臨床応用を行い、世界初となる「早期食道がんESD治療後の食道狭窄に対する細胞シート移植」を実施しました。
東京女子医科大学が開発した「細胞シート工学」は日本を代表する再生医療技術であり、すでに心臓、角膜、軟骨などの疾患に対する臨床応用が進んでいます。
平成28年度より当院では細胞培養の技術移転を受けるとともに、国家戦略特区の制度を活用して専用病床の整備も行ってきました。

本事例は本件で国家戦略特区制度を用いて整備された専用病床を用いて実施する、最初の取り組みとなります。
本研究の研究機関は来年平成31年3月までとなっており、合計6症例の実施を予定しております。

写真:細胞シート移植風景
写真:細胞シート移植写真