再びの快挙!当院初期研修医が米国救急医学会で全米2位に入賞
このたび、米国テキサス州オースティン市で開催されたアメリカ救急医学会学術集会(American Academy of Emergency Medicine, 30th Annual Scientific Assembly / AAEM24)のポスター発表の部 (Photo Competition)において、友愛医療センターの初期研修医による症例演目が最高賞(2nd Place Winner)を受賞しました。
アメリカ救急医学会(AAEM)は救急医学に携わる全米のスペシャリストによって構成される学会で、その年次学術集会の主要セッションであり、全米の病院や名門大学が参加するポスター発表の部において当院の発表が入賞したのは、2022年のAAEM22で最優秀賞の1位を獲得して以来、2度目の快挙となります。
指導医・山内素直救急科部長のコメント
「今回の症例は抄録の時点で250以上の演題の中からTop Postersの一つに選ばれ、現地時間4月29日にオーディエンスの前でオーラルプレゼンするという栄誉を頂きました。今回が人生初の学会発表だという当院初期研修医の座安先生が英語で堂々とプレゼンし、オーディエンスは興味津々で聞き入り、仕込んでいたアメリカンジョークも受けていました。友愛医療センターで2度目となる快挙に本人たちが一番驚いていますが、これも、日頃から頑張ってくれている初期研修医のみんなの努力の賜物です。そして、学術活動に対する病院の理解と協力のおかげでもあります。いつも応援して下さっているみなさま、本当にありがとうございます!」
演題 “What a Twist!“(大どんでん返し! / なんていう捻れだ!)
発表内容
普段から何度となくやっていて、なんの問題もなくスムーズにいくと思っていた中心静脈カテーテルの留置。ところが、ガイドワイヤーを挿入した後から予想外のことが起き、ベッドサイドエコーで血管内を確認すると、思ってもいなかった大どんでん返しの「捻り」が映し出されました…。
発表者
座安祥汰 医師(友愛医療センター 初期研修医)、 許敬高 医師(友愛医療センター 専攻医)、 山内素直 医師(友愛医療センター 救急科部長)
※所属名等は昨年度の演目提出当時。許医師は現在広島市立広島市民病院 救急科勤務。
学会名
American Academy of Emergency Medicine, 30th Annual Scientific Assembly
(AAEM24、アメリカ救急医学会2024年学術集会、米国テキサス州オースティン市)
開催期間
2022年4月27日~5月1日救急科のホームページはこちら