2022年06月09日 お知らせ

史上初!当院初期研修医が米国救急医学会で最高賞を受賞

このたび、米国ボルティモア市で開催されたアメリカ救急医学会学術集会(American Academy of Emergency Medicine, 28th Annual Scientific Assembly / AAEM22)のポスター発表の部(Photo Competition)において、社会医療法人 友愛会 友愛医療センター(沖縄県豊見城市字与根、病床数378)の初期研修医による症例演目が最高賞(1st Place Winner)を受賞しました。

 アメリカ救急医学会(AAEM)は救急医学に携わる全米のスペシャリストによって構成される学会で、その年次学術集会の主要セッションであり、全米の病院や名門大学が参加するポスター発表の部において日本の初期研修医が最高賞を受賞するのは、史上初の快挙となります。
 評価された点について、演目の作成を支援した山内素直救急科部長は「珍しい症例を興味深いCT画像や術中写真、さらにQRコードで術中の動画へ誘導するなどわかりやすく紹介した点や、救急医が身体所見をとる際に気をつけるべき点、ERでの対応についての注意点などのClinical Pearlsを提示したのが良かったのではないか」と話しています。
 当演目の内容は今後AAEMのホームページに掲載されるとともに、アメリカから受賞者のもとへ記念の盾が贈られる予定です。

演題  “I’m fishing. Don’t get on my nerves! “(釣り中だから神経逆撫でないで!)

発表内容

腕に大きな釣り針が刺さった救急患者。表向き大きな傷には見えませんでしたが、腕の中では大変なことが起きていました。

発表者

小野遥香 医師(友愛医療センター 初期研修医)、 森迫ゆり子 医師(同左)、 
山内素直 医師(友愛医療センター 救急科部長)
 ※所属名等は昨年の演目提出当時。森迫医師は現在県立南部医療センター勤務。

学会名

American Academy of Emergency Medicine, 28th Annual Scientific Assembly
(AAEM22、アメリカ救急医学会2022年学術集会、米国メリーランド州ボルティモア市)

開催期間

2022年4月23日~27日

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