2023年01月19日 取り組み

美ら島レスキュー2022に参加しました

 沖縄県と陸上自衛隊第15旅団が共催する、県内での大規模地震と津波の発生を想定した災害対処訓練「美ら島レスキュー2022」が1月12日、那覇市の県南部合同庁舎で行われ、友愛医療センターDMATの職員も参加しました。
 この日は、琉球海溝型地震を想定し、震度5弱から6強、沖縄本島及び先島諸島に10m程度の津波が発生するシナリオのもと、地図を用いて災害対応を検討する図上訓練が実施されました。行政や消防、医療など各機関の職員が連携して情報収集から意思決定までの対応に当たりました。
 美ら島レスキューは2012年度から行われており、今年度が9回目。コロナ禍による中断を経て3年ぶりに実施され、昨年9月には友愛医療センターでも陸上自衛隊の大型ヘリで搬送された救急患者を受け入れる実動訓練が行われました。
 今回、コントローラーと呼ばれる訓練の管理、想定付与をする部門に参加した救急認定ソーシャルワーカーで当院DMAT隊員の赤平幸奈さんは「実災害で起こる想定外に備えて訓練することが大切になる。美ら島レスキューでの経験や知識を院内の訓練にも還元して、地域の医療体制を守る役割を果たしていきたい」と話しました。