2024年10月24日
お知らせ
当院で胃がんに対するダヴィンチ手術が受けられるようになりました
友愛医療センターでは、胃がんに対しても手術支援ロボット「ダヴィンチ」による手術が提供できる体制となりました。
特徴
手術支援ロボット「ダウィンチ」には、高度な多関節機能や手ぶれ防止機能、高画質でリアルな3D画像などの特徴があり、精密で安全性の高い手術を行うことができます。
胃がんの手術においては、すい臓のような胃の周辺にある臓器や血管を傷付けることなく、病変を切除することができるため手術時の出血量や合併症リスクが低くなることが臨床試験で確かめられています。
費用について
保険診療でロボット手術を行うには一定の施設基準等を満たす必要がありますが、当院は施設基準と術者認定を満たしており、保険診療で胃がんに対するロボット手術を受けることができます。
手術中の様子
執刀医よりメッセージ 二宮 基樹医師(当院消化器病センター長)
患者さんの身体に負担が少なく、ロボット手術はとても低侵襲であると実感しています。テクノロジーの最先端であるロボット手術は「究極のチーム医療」であり、医師、看護師、臨床工学技士らスタッフ全員が一丸となることが重要だと感じています。
一方、従来の開腹、腹腔鏡で対応すべきケースもあり、患者さんにとってより適切な術式を行うためにそれら3つの領域とも技術を磨いていかなければならないと考えています。