2024年11月15日 お知らせ

JICA研修員が当院を視察しました

独立行政法人国際協力機構(JICA)の研修員らが11月12日、友愛医療センターの視察に訪れました。今回研修に参加したのはフィジー、トンガ、ミクロネシア、キリバスの研修員11人で、当院の感染制御体制や緊急時の対応等を視察しました。

当日は感染制御室管理室の大嵩昌子感染管理認定看護師が院内の感染対策の取り組みについて、医師や看護師、検査技師、薬剤師らがチームで毎月定例の会議を開催していることをはじめ、院内の感染制御管理室が中心となり院内の見回りや職員教育、他医療機関・保健所との連携を行なっていることなどを紹介しました。

その後、一行は整形外科病棟、小児科病棟、ERを見学。病棟の設備や病室の様子、医療用具の使い方など、自国と違う点について興味津々といった様子で見て回っていました。先日当院が導入した救急車型ドクターカーも見学し、電動ストレッチャーや車内設備をカメラに収めていました。

最後に振り返りとしてディスカッションがあり、研修員からは「院内の感染対策をする上でのチェック方法は」「コロナ禍から得た教訓は何ですか」など、活発な質問が相次いだほか、「非常に美しく清潔感にあふれた病院」「多職種が連携し合っていることに感銘を受けた」などの感想が寄せられました。

また、自国の医療現場の現状や課題の報告もあり、お互いに有意義な意見交換の場となりました。われわれ友愛会は今後も、医療を通じた国際貢献に取り組んでまいります。