米国インテュイティブサージカル社が開発した手術支援ロボット「ダヴィンチ」は、最先端技術を応用して開発された、外科医が行う低侵襲手術を支援する医療機器です。従来の腹腔鏡下手術では2次元の画像を見ながら手術を行なっていましたが、ダヴィンチ(da Vinci)では3次元立体画像を見ながら手術することが可能となりました。1999年から医療機器として販売され始め、日本国内の高度な医療を提供する各病院において導入されています。
ダヴィンチなら、患者さんの身体的な負担が少ない腹腔鏡手術の特長を生かしつつ、高度な技術を持つ外科医の手にロボットでしか出来ない技術が加えることで、より精密でより正確な手術が可能となり、手術適応の幅が大きく拡がりました。